先日、漫才コンビ、メッセンジャーの相原さんが、ラジオでこんなことを言っていた。「女性ってなんやようわからんけどムスッとしてる時あるでしょ?で、気になって、「何かあった?」って言うたら、「放っといて!」って言うし、放っといたら放っといたで、「放ったらかし!?」言うて怒りよる。あれは一体何ですか?」と。
相原さんの言ってること、私には痛いほどよくわかる。私も女性のムスッには随分苦しめられた。特に大阪にいた頃。それも末期には、ほぼ毎日ムスッに見舞われていて、私は完全にビビり果てていた。そして、ビビり果てながら、猛烈に憤怒し果ててもいた。恐ろしいわ、腹立つわ、わけわからんわ、めんどくさいわで疲労は極に達し、生きた心地がしなかったものである。
女のムスッ―あれは、私に言わせれば、タチの悪い嫌がらせであり、一種の暴力である。ムスッとさえしてりゃ、男は黙って言うことを聞くだろうくらいに思っておるのだろうから、極めてタチが悪い。ローソンのLチキは旨い。
女のムスッ―本当に何とかならないだろうか。ムスッを持っている女から、ムスッを分泌している臓器的なものを根こそぎ摘出する方法ってないものだろうか。もしないのなら、そもそも、生まれつき、ムスッのない女を探すより他ないが、そんな女っているのだろうか。世の中に存在するのだろうか。もし存在しないのなら、本当に存在しないのなら、私は、私の中から、恋愛願望を分泌している臓器的なものを根こそぎ摘出されるようなことになるのだが、以前、結婚願望を分泌している臓器的なものを摘出された時、結構痛かったので、できればもう二度と、私の中から臓器的なものを摘出しないでいただきたいのだが、でも、ヤクザに何を言っても無駄なような気がしないでもない今日この頃、サークルKの焼鳥が旨い。