猫の正体

猫はやはり、ベタに、あの猫耳帽の男であった。

いかんせん夜なので、はっきりと顔を見ることはできなかったが、私の個人的な印象としては、ミック・ジャガー+中島らも÷2といった感じであった。

なかなかいい奴であった。私が踊りの輪の中に入っていって、彼の真後ろに割り込んで、「踊り教えて!」と叫んだら、「わっ!ビックリしたにゃ!」とあくまで猫語を崩さず、非常に丁寧に踊り方を教えてくれたのである。声を聞いて、「こいつはきっと、とても優しい奴だ」と思った。

彼は踊りを踊っている間は非常にシャインだが、踊りを踊っていない時は非常にシャイらしく(だから猫語なんだね。照れ隠しとしての猫語なんだね)、盆踊りが終わって、スタスタっとこちらへやって来て一言挨拶を交わすと、そのまま風の如くに去ってしまった。

去っていく後ろ姿が、完全にミック・ジャガー+中島らも÷2であった。

また来年、お会いしましょう!


出陣式

110910_1828~01.jpg

今日は事情があって、Jr.さんはいらっしゃらない。が、私は行く。行って、今年のイタソニの最後を見届ける。

猫がどんな猫であれ、良い奴でさえあれば万々歳だ。

さあ、出陣だ!


模様替え(2)

110910_1747~02.jpg

私の布団が収納してある押し入れの戸、要するに私の睡眠を司るであろう場所に、この2枚を配置した。後日、2枚が3枚に、3枚が4枚にと順調に増殖していけば、私の快適な睡眠は完全に保証されたと考えて間違いないと心得る。


三つ目が通る

私のブログは日記ではない。日記を人目に晒す気はない。なので、時事ネタは出来る限り避けるようにしている。ということはつまり、今、ふと思ったのだが、私のこのブログは「エッセイ」と言えばエッセイなのか?じゃ、私はエッセイストでもあるわけなのか?

私は「シンガーソングライター」、「イラストレーター」に続く肩書きとして、「エッセイスト」を名乗っても良いのか?

え?こういうことは自己申告の世界なの?じゃ、胸を張って名乗ろう。私は伊丹最北端が誇る最強のエッセイストである。

わーい!肩書きが3つもある。嬉しいな、楽しいな♪でも、どれひとつとして金にならないな。侘しいな、悲しいな…。

ま、いっか!