ガン見教室

20131210_014827.jpeg

年配の方々の中にはご存知ない方もおられると思いますのでお教えしますが、「ガン見」というのは、ガン検診のことではございません。ましてや、朝から晩まで拳銃を眺め続けることでもございません。写真の猫のこれ。これが「ガン見」でございます。

一般的に「ガン見」は、そこに強い念のようなものがあれば物を曲げることができると言われております。例えばスプーン曲げ。昔、スプーン曲げで一世を風靡した由利徹なんかは、この「ガン見」のプロフェッショナルでございました。彼の場合は、老婆の格好をして衣類を繕いつつ、たまに誤って、手にした針を自身の頭に突き刺して流血。頭から噴水の如くに血を流しながらも眼前のスプーンをガン見で曲げ、その曲げたスプーンでカレーライスを食うという離れ技の使い手でした。

さて皆さん。ここでもう一度写真をご覧ください。これは猫です。猫のガン見は、人間のガン見では到底曲げることのできないものをも曲げてしまいます。その証拠に私。私を見てください。この猫のガン見にさらされた私をよく見てください。ね?ものの見事に曲がってるでしょ?

性格が。


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。