不良の鑑

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「最近の教育の風潮として、個性を出せとか、人にはないものが必ずあるとか、ないやつはないんだ。人に誇れるモノをもたなきゃいけない理由はないわけで、不幸になる自由もある。誰もが幸せにならないといけねーなんてとんでもない。不幸になる自由がないのに、幸せになる権利だけがあるなんておかしい」(記事から抜粋)

この人が言うとなんでこうカッチョいいのか。綺麗事の中にある嘘を嗅ぎつける嗅覚と、嗅ぎつけた嘘をひっくり返して真相を掴み取る技術がひゃんぱない。

不良道を極めた男。「道」を「極める」と書いて「極道」と読む。この人がヤクザ映画を撮り続けていることに合点がいく。


2件のコメント

  1. たかじんはうちの親父と同い年。
    不良にとって、63歳〜65歳というのはひとつの大きな関門のようなものみたいやね。

    不良と呼ばれる人は実はめちゃくちゃ繊細で、繊細がゆえに酒や煙草が手放せなかったりなんかして、長生きするのが相当に難しい生き物なんやね。

    キース・リチャーズは歩く奇跡だな(笑)

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