歌詞『金平糖』

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憂鬱の黒い雲が落とす影
死んだふりの僕を照らすスポットライト
晴天の日くらい不安な日はなく
嵐の前触れを探して疲れ果てる

僕の名前さえ知らぬ人の
笑顔が存在が嬉しくて
ウォークマン
ポケットに忍ばせ
金平糖
一つ二つ三つ…数えて歩く

宝物を見つめ直すんだ
壊れ物を隠し通すんだ
言葉を捨てて

今日 不本意
明日 不本意
明後日は…
利口に生きていこう
器用に生きて味気なく死のう

宝物を握りしめるんだ
壊れ物を守り通すんだ
声を殺して

今日 不本意
明日 不本意
明後日は…
残り僅かな自尊心
僕の音楽の色

今日 不条理
明日 不条理
明後日は…
利口に生きていこう
器用に生きて御希望通りの音楽を聴こう
御希望通りの洋服を着てセックスをしよう

※昨日歌った『金平糖』。大阪で暮らしていた時、神崎川に掛かる鉄橋の下、浮浪者の如く段ボールを尻に敷いて、この歌詞を書いた。三宮のバーで一度だけ歌った覚えがある。私が書いた歌詞の中で最も重い。感情を込めて歌うと泣きそうになる。実は昨日もやばかった。


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