なぜ夢は叶うのか

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先日、近所の本屋で立ち読みをしていたところ、妙な宗教本等ではなく、心理学の本の中に「全ての苦悩は世の中への貢献によって解消される」とあった。

「全ての苦悩は世の中への貢献によって解消される」本当は誰もが理解していることだと思う。心の底では、わかっている。

貢献の形はどこまでも人それぞれで、他人にとやかく言われる筋合いはないし、言う筋合いもない。それぞれがそれぞれに自分の形を探しながら、人生の中に点々と転がっているヒントを拾い集めながら、導かれるようにして、それぞれの方向に向かって歩いていくんだと思う。

「やりたいこと」をやって生きていこうとしているように見える人がいる。でも、本当は「やれること」をやって生きていこうとしているだけのことだと思う。「やれること」というのは、世の中に対してやれること。確かに、やれることは幾つかあって、一つではないけど、人生が一度きりであることを思えば、「より上手くやれること」を追求することになるのは当然の流れだと思う。

最終的な目的はあくまで自分を救うことだから、利己的といえば利己的かもしれないが、その為には世の中に貢献するしかないということを知っている人間。そんな人間に手を貸さない神様がどこにいるのか。

最大限、自分を救う為に、最大限、自分を活かして、最大限、世の中に貢献しようとしている人に神様が喜んで手を貸すーという仕組みを思えば、甲本ヒロトがいつも平然と言ってのける「夢は絶対叶うよ」という言葉に疑いの余地がなくなってきて、なんとも言えない、不思議な気分になる。


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