音楽の心臓

昨夜は昨夜で伊丹DABADAの月例ライヴを観てきたのだが、バルタン松尾さん(ザ・バーカーズ)のブルース愛に満ちたステージに胸を打たれた。

やっぱり、「俺はこれが好きだ!」という一途で強烈な想いがあって、やっている事にブレがないアーティストのステージというのは見応えがある。俺は普段、そんなに頻繁にブルースを聴く人間ではないけど、さすがに昨夜は帰宅してすぐにブルース(バディ・ガイのライヴ盤)を聴いた。素晴らしいアーティストのライヴを観ると、自分の関心が、ある種、そのアーティストを通り越して、そのアーティストがこよなく愛しているものに向かう。ブルース。「聴く酒」とも言える、中毒性の塊のような、確実に人を駄目にする(笑)、素晴らしい音楽だ。

バルタンさんのステージは自分の表現をあらためて確認する良い機会になった。俺が一番好きなものはロックだ。だからロックをやる。ロックだけをやる。全力でやる。もっとできる。もっともっとできる。極限までロックでいく。そして、一人でも多くの人にロックを好きになって欲しい。

いつも全力で、いつも燃え尽きる事ができれば、その熱量が何かを動かし始める時が必ず来る。

熱量の出所は「愛情」だ。


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。