PAINT IT,WHITE〜白くぬれ!〜

オシャレな人がオシャレに見える最大の理由は「オシャレに気を遣っている感」が出ているからで、ダサい人がダサく見える最大の理由は「オシャレに気を遣っている感」が出ていないから。基本的には、ただそれだけの事だと思う。

映像にも音源にも「オシャレに気を遣っている感」は必要不可欠。撮影したものを撮影したままの状態で出す、録音したものを録音したままの状態で出すというのは、「人は外見じゃない。中身の問題だ」といい歳をして大きな声で言っているのと同じくらい間抜けな事。音源を発表するのなら、音質はもちろん、ジャケットのデザインも物凄く大事だし、ネットに映像をアップするのなら、同じような映像が続いていないかとか、ズラッと並ぶ映像の表紙(サムネイルとかいうやつ)のコントラストはどうかということにも気を遣うべきなのではなかろうか。

手抜きなのか手抜きでないのか。あえて手抜きなのかただの手抜きなのか。「感」は醸し出すもの。

絵の具で絵を描くとする。背景が白だからといって画用紙の白をそのまま使うのがダサい人で、画用紙は確かに白だけど、そこにちゃんと白い絵の具を塗るのがオシャレな人なんだと思う。


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