赤い花の故郷

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私のパワースポット。

先に見える鉄橋から向こうは行き止まり。そして、写真手前の一体何の為に設置してあるのかよくわからない車両止めから鉄橋までの路を挟むようにして咲いている赤い花は、この界隈ではここでしか見かけない。
鉄橋が川の堤防を遮断していて、さらに、赤い花の途切れる場所に意味不明の車両止めがしてあるために、鉄橋から車両止めまでの10mほどの路が路として機能しておらず、周りの景色から少し浮いた感じになっている。だから、たまに学校帰りの学生が車両止めを抜けて路に自転車を停め、鉄橋の下に潜り込んで、秘密の相談事をしたりされたりしている。ここは地味ながらミステリアスゾーンであり、安全地帯であり、近隣の学生にとっては秘密基地であると同時に、私にとってはパワースポットなのである。

先日、このパワースポットの場所を母親に教えたところ、夕刻、あの赤い花を一輪摘んで帰ってきて、我が家の裏庭に植えた。植えた時はまだ蕾の状態だったのだが…。


ヘドロカプリシャス

最近、文章を書いても、曲を作ろうとしてギターを抱いても、不思議と、軽快でポップなものが出てくるから嬉しい限りである。

昔、バンドをやってる時、ライブハウスで数え切れないほど多くのバンド、アーティストと対バンをした。書くのも嫌だけど、爆音をバックに意味不明の言葉を絶叫しつつ、ステージ上でゲロを吐くバンドを見たこともあるし、自分の母親を犯る…という内容の歌詞を気違いみたいな顔をして絶唱する長渕似のソロ・シンガーを見たこともある。私は「あれは完全にゴミ。あれを評価してる奴らもゴミ」と言って、理解してやる気など一切なかったのだが、そういう奴らに限って、ライブハウスやバンドマンを中心に、周りからの評価が高かった。

たぶん、ああいう奴らに限って私生活は軽快でポップ…間違いないと思う。


対比3Dの試み

ここに、私の嫌いなものと好きなものを、特に考え込まずに思い付きに任せて書き出してみる。後で対比して分析する時のために、あえて同じくらいの数書き出してみる。勢いに任せてダアーッと書く。そこに、何かしら見えてくるものもあろう。

<嫌いなもの>
・パソコン
・「パスタ」という言葉
・アメリカ村
・西宮名塩
・○○ニュータウン
・読売巨人軍
・ヴィジュアル系
・宗教団体
・歌謡曲
・デジタル
・24時間テレビ
・数学、計算
・カクテルしか飲まない女
・how to本
・宮崎駿
・家庭円満
・男のプライド
・世界で一つだけの花
・残業、居残り
・直線と鋭角
・スピード
・音楽外の爆音
・アウトドア
・律儀
・遠慮
・腕時計
・キウイフルーツ
・パステルカラー
・男勝り
・「親友」の響き
・除菌と抗菌
・近未来
・年末大掃除
・手続き
・血液型占い
・陰湿
・アメリカ合衆国
・懐石、一品、季節、京料理

<好きなもの>
・商店街
・盆踊りと太鼓
・女性(「女」とはニュアンスが違う)
・ロックンロール
・漫才と芸人
・4
・餃子の王将
・天使と悪魔
・アクセサリー
・化粧(もちろん、女性の)
・散歩と徒歩移動
・芸術
・男はつらいよ
・ビールと発泡酒
・煙草
・天才
・サイケデリック
・阪神猛虎軍
・男の愛嬌
・感覚
・恋
・アナログ
・心理学
・眼鏡美人
・爆発と爆裂
・フライングと事後報告
・夫婦円満
・駄菓子
・ユニオンジャック
・ヤンキーの愚直
・旧友と戦友
・クリスマス
・「オモチャ箱をひっくり返したような」
・(いい歳をした)不良
・紫色とえんじ色
・「1960年代」と「昭和40年代」
・中古CD屋
・「古本屋」の響き
・秘密基地
・夢判断
・三国志
・神戸
・トリコロール
・多勢に無勢
・居酒屋で聴き流す演歌


いらないものはいらない

例えば、人に何か物を贈る際の常套句に「つまらないものですが…」というのがある。あの感じ。あくまで「感じ」なんだけれども、あの感じを私は、自分の中から一掃したいと思っている。そして、あの感じの上にしか成り立たないような人間関係なんていらないと、私は思っている。

ある程度の誤解は良しとして、むしろちょっと喜べるくらいでなければ。誤解されることを恐れておっては、私のこの計画は成就しない。


ダメだけど好き

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世界的に見て、「物事に優劣なんてない。全ては好き嫌いの問題」なんてクソ生ぬるいことを言ってるのは日本人だけだと思う。
日頃、やれ、あそこの店は美味いだの不味いだのと、中途半端な貧乏人の分際で偉そうなことを抜かしておるくせに、いざ自分自身の在り方に問題が降りかかってくると「それって好き嫌いの問題でしょ?」とくるけどアホか。絶対違う。

全て優劣の問題だ。本物か偽物か。上手か下手か。これは絶対的なもの。「好き嫌い」は、本当は何が本物で何が偽物なのか、誰が上手で誰が下手なのかについて、自分なりの見方考え方をハッキリ持っている人が初めて語り得るものであって、本物と偽物、上手と下手にハッキリとした違いがあると自分にとって不都合とばかり、その違いについて一切考えようとしない、考えたこともないアホんだらどもが語るべきものではないと思う。

あれはすごい!あれはダメ…。よ~くわかってるんだけれども、それでも私はあのダメな感じが好き!ーというのなら、よ~くわかる。


ニュース

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先日、伊丹市内某所にて、一憩が自動ドアに挟まれるという事故が発生した。

一憩は、「過去にも1日に3度、自動ドアに挟まれたことがある。しかもそのうち2度はエレベーターから降りる時だった」と述べており、この訴えに対し自動ドア関係者は「エレベーターであろうが何であろうが、通常、生きている人間に対してはセンサーが感知するはずなので、一憩氏が自分がすでに死んでいることに気が付いていないだけなのでは?」と語っている。

一憩は「そんなん言うなや」とコメントしている。


放送開始

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一憩(36)が、自身のブログ「一憩合格」内にニュース番組を開始させることを明らかにした。今朝行なわれたテストの際に、画像が反転しなかったことに気を良くしての決意であると思われる。
番組開始に当たって一憩は、10分足らずの内に6名のニュースキャスターと6つのスタジオを確保。即日放送開始の環境を整えた。

ブログという媒体にニュース番組が持ち込まれるのは、過去に例を見ない前代未聞の快挙。前代未聞であればなんでも良いとする一憩の稚拙な思想が浮き彫りとなる形となった。

一憩は、今回自身がブログ内に開設したニュース番組と、テレビなどで放送されている他ニュース番組との違いを以下のように語った。「うちと他の違い?それはね、ニュースキャスターが違うんだよ。全然違う。だって、うちのキャスターは全員ノーパンなんだ」

視聴率の低迷が懸念される。