月別: 2011年3月

「笑い。これは、強い。文化の果ての、花火である。理想も、思索も、数字も、一切の教養の極地は、所詮、抱腹絶倒の大笑いに終わる。」 これは、『人間失格』のイメージしか無い人には信じ難いかもしれないが、太宰治の言葉である。彼は...

サイコロ型の箱に入った、５００ml入り麦焼酎で、名前を『タルチョ』といいます。関西スーパー価格で、５８０円です。先日、僅かながら、臨時収入があったので、思い切って買ってみました。 しかしまあ、何て可愛いらしいんだろう。 ...

たまに、男が皆、オカマに見える時がある。 たまに、女が皆、金の亡者に見える時がある。 香水が、悪臭を薄めて作られるように、猛毒も、薄めれば良薬となる場合がある。

♪十人十色…もはや迷信なんじゃない？今や迷信なんじゃない？ これは、私が大昔に書いた曲、『紅い糸〜魚眼レンズの星の住人』の中の一節である。 十人十色…本当に、この言葉を心から信じて生きていけたなら、どんなに楽しいだろうと...

ちょっと離れて眺めている分には、楽しいかもしれない人間。

実は随分前から気になっていたのである。 うちの近所に幼稚園があって、その正面に、いつ見ても干からびているドブがあって、そうやって常に干からびているがゆえに、ドブの泥は完全に凝固して、鉄分の関係かなんか知らんが鮮やかな柿色...

「怖い」というのは、逆に言えば、味方にすれば、これほど頼りになるものもないということだ。 が、いざ味方にしてみると、味方になった瞬間から、どういうわけだかそいつに、以前の強さが全く見受けられなくなる、というのも事実だ。

和田一憩は死のう死のうとする。世の中のありとあらゆるものが、自分よりも上にあると信じて疑わないから、生きにくくて生きにくくて仕方がないのだ。 一方、新田茘枝は生きよう生きようとする。世の中に対して、独自の言葉を持っている...

この写真、特に意味はない。ただなんとなく画になるんじゃないか？と思って撮ってみただけである。 だがしかし、考えてみれば、極めて安価な韓国産のビールですら、これだけ気品が増すのであるから、酒のCMには是非とも、真矢みきを起...

２枚目はこれ、『魔術師の娘』といいます。 これは、たぶん、その時読んでた太宰治の本に、魔術師の娘が出てきてたから、それに触発されたんだと思います。 毎度のことながら、別に、「魔術師の娘を描いてこましたろ。」などと、意図し...