GRAPEVINEについて

GRAPEVINEは、音と、何よりバンド名が良い。ヴォーカルは、何を言っておるのかさっぱりわからない。

曲は、『光について』以外は、そこそこ良い感じのが並んでいるといった印象だが、さすがにベスト盤は、悪くない。全然聴ける。が、ヴォーカルは、何を言っておるのかさっぱりわからない。

それにつけても、バンド名が良い。音楽そのものに、プラスアルファの要素を生んでいる。これほどまでに効果的なバンド名は、なかなか見当たらない。かといって、もし私のバンドが、私の書く曲を演っているにも関わらず、GRAPEVINEを名乗ったとしたらたちまち、「嘘をつけ!嘘を!」という罵声が飛んでくるのは必至で、やはり、GRAPEVINEという名は、彼らの音楽にこそお似合いなのであって、そう考えると、彼らのセンスたるや脱帽ものなのであるが、ヴォーカルは、何を言っておるのかさっぱりわからない。


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