品格論

感性の「か」の字もない分際でデリケートなふりをすな!中途半端なブルジョア野郎が!―と思わざるを得ない奴が結構いる。

だって、貧乏人だろう。みんな、言うても貧乏人だろう。貧乏人は貧乏人でいいじゃねえか。貧乏人には貧乏人なりに可愛らしいプライドがあって、ゆえに強がって、ゆえの魅力があって、貧乏人には貧乏人なりの楽しい生き方があるんじゃないのか?―と言いたくなる奴が結構いる。

職場にもいるよ。「ロックスターの女」みたいなサングラス掛けて、チャリンコに乗って出勤してくる女の人で…昔、大昔、若干モテたんだろうな。それで今だに調子に乗ってやがって、朝、挨拶してもロクに返事しやがらねぇんだよ。本当だよ。単純に「失礼」なんだよ。
中途半端なブルジョアほど下品なものはないって!

男にしたって、女にしたって、「裏表がない」ということが人間として、一番魅力的なことなんじゃないかと思う。人間は生まれつき「演じ続ける生き物」なのかもしれないけれども、それが確かなことだとしても、演じ続けていながらも、他人に裏表を感じさせなかったとしたら、それは本当に素晴らしいことで、そういうのを「品」と呼ぶべきで…で…申し訳ない…勢いよく書いてきたわりには、うまく文章を結べません。

ま、とにかく、中途半端なブルジョアほど下品なものはない!とね、言いたかったわけでございますのよっ!


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