お熱いのがお好き

早くライヴがしたい!
「今の」バタフライの音を皆さんに是非とも聴いてもらいたい。

一切整理されていない、初期衝動の塊のような爆発的な音。メンバー全員の嬉々とした心境が昇華しているような音。「練る」ということを経ていないからこそ出せる、「一歩間違えたらゴミ」のような、鼻息の荒い、ロックンロールとしか言いようのない音。この音に、私の湿ったメロディと壊れた言葉が絡んで…スタジオの中だけで爆発させとくにはもったいな過ぎる。私はこんなバンドが、音楽がやりたかったのだ。

考える前に動きたい。音の料理人としてはやはり、あたたかい、できたてホヤホヤの料理を皆さんに提供したい。できた料理に後からなんだかんだと小細工を施しているうちに冷めちゃった…というのだけは絶対に避けたい。満を持したくない。石橋を叩きたくない。かつての失敗を二度と繰り返したくない。できたら即「あいよっ!」と言って出したい。

早くライヴがしたい!
早ければ早いほど良い。熱〜いのを、ホフホフ言いながら召し上がっていただきたい。

だって皆さん、お熱いのがお好きでしょ?


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