悪いひとたち

特に何の理由も根拠もないのに、テキトーにめぼしいのを見つけて、その人をのけ者にして、その人の頭の上に立って、我の身の安泰を図っているような人間は最低だ。下品の極みだ。

あの人たちは一体何なんだろう。なぜあんなに下品なんだろう。一人一人見れば、決して悪いひとたちではないのに、群れると何故、あんなに卑劣なことを平然とやるようになってしまうんだろう。明らかに寂しそうな顔をしている人の隣で、何故、来る日も来る日もゲラゲラゲラゲラ笑っていられるんだろう。

この文章に於ける「のけ者」は、私のことではない。私は、肌で感じている。目の当たりにしている。肌に、目に、痛い。
私は、あの悪いひとたちのことを、そして、その悪いひとたちにのけ者にされている人の存在に全く気付いていない、もしくは、気付いていないフリをしている奴のことを、絶対に許せない。

「何か」が必ず、どこかで、一部始終を見ている。悪いひとたちはそのうち必ず、痛い目にあう。


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