爪とエロ本

何かにつけて血液型を尋ねてくる女。
突然、声を殺して、おのれの霊感の強さを誇らしげに告白してくる女。
占いの舘で行列をなしている女、女、女。

想像力が完全に欠如している。

私は「想像の羽を伸ばす」というのは、既存のイメージに依存しないことが大前提だと思うのだが、上記の女たちは皆、「血液型」「霊」「占い」という既存のイメージに依存しきっていて、我慢して話を聞いてやっていても、言葉自体が何処かで聞いたような言葉ばかりなので、まったくもって聞くに耐えない。徹頭徹尾、オリジナリティーがない。

以前にも書いたが、女という生き物は、生命力という点では、男を完全に圧倒していると思う。これは、常日頃、男として心から降参するところで、生命力があるってこと自体は、本当に素晴らしいことだと思う。でも、その分、想像力が相当に退化していると思う。想像力という点では、女は男に絶対に勝てない。それは、古今東西、芸術家の男女比と、能力差を見ても明らかだ。

最近、「女が強くなった」という言葉をよく聞く。その通りだと思う。異論はない。でも、その一方で、女にはじゃんじゃんじゃんじゃん失っていくものがあるように思う。そして、それに反比例する形で、男の生存圏がじゃんじゃんじゃんじゃん拡がっていくような気がする。

男性諸君!旦那諸君!彼氏諸君!昔から「能ある鷹は爪を隠す」と言うではないか。負け犬を演じつつも、ひそかに想像力を磨け!
親に隠れてこっそりエロ本を見ていた頃の感覚を思い出せ!嫁に隠れてこっそりそういうものを見ている時の感覚を伸ばせ!そう、その要領だ!ただ、爪をどこに隠したか忘れちゃあ絶対にイカン!


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