目を閉じる<壱>

他人に褒めてもらうにはどうすれば良いのかーそんなものはわかり切っている。でも、他人に褒めてもらったってしょうがない。自分自身に褒めてもらう為にはどうすれば良いのかを、そろそろちゃんと「最優先に」考えるべきだ。

他人の目を気にして、他人のお褒めに預かるべく動いた結果、他人が向ける矛先からは逃れられたものの、ふと気が付くと、自分自身の矛先が自分自身の眉間に突き付けられていて、「お前は本当にそれで良いのか?」という声が頭の中でとぐろを巻いて、進退極まって、あの時、あのタイミングで潔く腹を括ることのできなかった自分を呪って…といった失敗を何度繰り返せば気が済むのか一憩さんよ。


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。