暗中模索

どうやら、2回目のメンバー募集も完全なる不発に終わったようだ。1本の反応もない。あったらここで即座に発表してる。

ここにきて、いよいよもって本格的に振るいにかけられてるなあと思う。無様に振り落とされるか、果敢に食らいついていけるかという正念場。ここでしっかりと踏みとどまれるかどうかに全てがかかってるんだと思う。

たまに、バンドでの活動を断念して「一人でやるか?」という発想が頭を擡げる時がある。それこそ、ボブ・ディランやニール・ヤングのアコースティックなやつを爆音で聴いたりなんかして。でもそれは、その形態は、私にとっては、妥協でしかない。私が本当にやりたいことではない。私がやりたいのはやはりバンドなんだから。ただ、最近思うのは、私が、私の本当にやりたいことをやろうと思えば、そしてそれをずっと継続していこうと思えば、バンドはバンドでも、メンバーの主義主張に左右されない、自分のバックバンドを持てたらそれが一番良いのかもしれないなということだ。
ノエルやポールのように「一憩」名義で、あくまで私がメインのバンド活動ができたら、多少のメンバー交代や形態の変化は、バンドのヘルシーな新陳代謝として「あり」だとしなやかに受け止められるんだろうし、解散なんてあってないようなものだし、私のやりたいことにとって最高の形なんじゃないかということだ。でも、それをやるには私はあまりに無名過ぎる。私をメインに立てても、メンバーには何の利もない。だから、メンバーを集めることが今よりずっと難しくなるのは目に見えている。「この指止まれ!」と言って突き立てた指に塗る蜜が私にはない。

何かと、何から何をどうすれば良いのやらさっぱりわからない。ただ一つ、ここで諦めたら元も子もないということだけわかっている。


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。