二羽と二人

昨日に引き続き、昆陽池。 二羽並んで、じっとしていた。 見ていると、何か込み上げてくるものがあって、「ムフフフフ…」と声を殺して笑っていたら、私の隣にいた無職丸出しのオヤジも「ムフフフフ…」と笑っていた。 白昼堂々、野郎...

ご注文は3番窓口で

さあ、今日も元気にハローワークだ。バス?そんなもん乗るか!歩いて行く。 職種を完全にひとつに絞って探しているので、変な迷いはない。ただ、なにしろ「給料が安い」で有名な仕事。やりがい重視で探すのが大前提だ。妥協せず、「これ...

浮きを撮る浮き

違和感が物凄くて、「路上に言葉が転がってる」と思った。 「つきぎめ」と読むことを知っているにも関わらず、「げっきょく」と読みたくなるような感じだった。 これを撮っている私を見て、どっかの母娘が怪訝な顔をしていた。 違和感...

教科書を棄てる薪

真相は、自分のための「誰かのため」であって、誰かのための「誰かのため」じゃないと思う。 「自己犠牲」なんて、ウエッ!優しさでもなんでもない。 損得勘定の何が悪い。人間関係なんてみんな損得勘定だし、それで良いじゃねぇか。や...

新作『阿仁真梨2012』

「とにかく俺、落ち着かねば!」と思って、サクラクレパスを手に、一心不乱に絵を描いてたら、8割くらい出来たところで、「俺には阿仁真梨にしか見えん!」と思ったので、そのまま『阿仁真梨2012』というタイトルにした。 阿仁真梨...

抱きしめたい

同じものをずっと握りしめていたり、同じ場所に腰を据えてじっとしているということができない私はきっと、典型的な自己破滅型人間なんだと思う。でも、ここにきて、そんな自分の性質を笑えなくなってきたというのは、ここ数年で失ったも...