変わらない

自分発信―自分が、自分の言葉を、自分から発することって、そんなに難しいことですか?仮名を使える状況下に於いてもなお、難しいことですか?
もし、相手に聞く耳がないのなら、わからないでもない…っていうか、痛いくらいよくわかりますけども、私は、あなたの話を、ちゃんと聞きますよ。

私には、反抗期というものがありませんでした。親や教師に対する怒りは、皆無と言って良い程に感じませんでした。が、やはり、あの時期、自分の中に爆発的な怒りがあったというのは確かで、その怒りの矛先はいつも、同級生達に向いていました。

教師「何か意見ある者は?」
生徒「…」

黙って何も言わず、「紙に書け」と言われても何も書かず、授業が終わり、教師が教室から立ち去ってから待ってましたとばかり、自分の意見をカッコつけてボソボソと延べ始める同級生と、その言葉に責任を持たせるようにして、「ホンマや!ホンマや!」などと言っている同級生達が大嫌いでした。

昔、「村八分」というバンドがいて、このバンドのライブ盤の中のやり取りにこんなのがあります。ウ゛ォーカルの「チャー坊」と、客のやり取りです。

チャー坊「音、大きいですか?」
客「…」
チャー坊「…なんもよう言わんねんな…ごめん。」


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