コメントへの返信〜KNIGHT様宛

Jr.さんのコメントには、いつも本当に多くのことを学ばせていただいています。ありがとうございます。

僕は、『道一本』にも少し書いたように、一度は音楽を諦めた人間です。でも本当は音楽がやりたくて、音楽をやってる時の自分に戻りたくて、悔しくて、気が気じゃなかったんですね。そして、そんな状況から、色々と紆余曲折を経て、また音楽をやれるようになって…。
ここに至るまでの過程が過程だっただけに、また音楽をやれてることの嬉しさが半端ないんです。「音楽ってやっぱり最高だ。楽しい!」っていう気持ちが半端ないんです。で、ある日ふと気付いたんです。「あ、この気持ちが何より大事なんだな」と。色々あったけど、そのおかげで原点に立ち返ることができた。だから今は、音楽をやることについて、余計なことを考えて、難しく考えて、楽しめなくなってしまうことに対する恐怖心も半端ないんです。今まで何度も何度も陥ってきた魔のゾーンですから。

音楽を楽しむ、楽しみ続けるっていうのは想像以上に難しいことだと思っています。ただでさえ難しいのに、バンドはチームプレーから成る表現なので、全体が一丸とならねばならず、ここに更なる難しさがあると思っています。

ところで、Jr.さんから頂いたコメントを拝見して、Jr.さんが僕なんかよりも数段上の次元に立たれていることを思い知りました。というのも、僕の文章『戻ればいい』には、自分がいかに「楽しむ」か、ということしか書かれていませんが、Jr.さんの文章には「楽しませる」「楽しんでもらう」という意味の言葉がふんだんに使われていたからです。僕はまだ自分のことで精一杯で、外に対して意識が向いていないんですね。まだまだだと思いました。本当に勉強になりました。

兄貴って呼ばせてください(笑)


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