祭りの真意

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私が一時通っていた精神病院で盆踊りがあって、観に来た。

賑わっている。本当によかった!

通常の盆踊りと比べれば、時間は短いけれども、患者さんたちは今日この日を本当に楽しみにしてたんだろうな…と思うと、結構泣けてくる。

盛り上がって本当によかった!

祭りはこうじゃなきゃ!


コメントへの返信〜友Aの便り様宛

コメント、ありがとうございます。

私は最近、「言霊」という言葉をよく想います。
言葉には霊的な力があって、ポジティブな言葉がポジティブな状況を呼び寄せる一方で、ネガティブな言葉はネガティブな状況を呼び寄せてしまう。しかしながら、残念ながら、人間というものは基本的に、ポジティブな言葉を吐くことよりも、ネガティブな言葉を吐くことの方がずっと簡単で、ここに悪循環の生まれる温床があって…。

というわけで、最近私は、出来る限り、ポジティブな言葉を吐くように心掛けております。そりゃまあ、たまには、ネガティブな言葉を吐いてしまうこともありますが、その時は、その言葉に若干の怒りを絡めることで、出来る限り、語調を強めて、語尾を上げるように努力しています。

効果は確実に顕れてきております。あとはこの努力を持続、継続させるのみです。

ま〜えむっきにっ!


エヘラ・エヘラ

逆に言えば、自由なんてもんはその程度で十分で、ズレやブレの範囲で収まっている自由というのが、人間にとって、一番快適なんだと思う。

目的地が同じで、所要時間にも大して変わりがないのなら、私はあえて真っ直ぐ歩かず、千鳥足で歩いてやろうと思う。

交番の前だけ真っ直ぐ歩いて、あとはずっと千鳥足。

えへらえへら言いながら、ね。


点と線

ほんの些細な一言が、人生に大きな影響を及ぼすことがある。

私の場合、それは中学一年の時であった。
私の友人(彼は私と違って勉強がよくできた)が紙に線を引く際に、定規的なものを一切使わないので、それは一体いかなる了見か?と問うたのであるが、この問いに対する彼の回答が、後々、今日に至るまで、私の考え方、人生に強く影響を及ぼし続けているのである。

彼はこう言ったのである。

「いや、なんていうかその…定規で引く線ってなんか窮屈じゃない?でも、こうやって手で引く線って、なんかようわからんけど、自由な感じするやん」

まさに、私のアナログ主義人生が幕を開けた瞬間であった。

私は今でも、紙に線を引く際、よっぽど業務的なことでない限りは、定規的なものを使用しない。
微妙なズレ、ブレ、「完璧でない」ということに、優しさというか、暖かさというか―そう、自由を感じる。


大日本人

日本人なら箸を使え。ちゃんと使いこなせ。箸をちゃんと使いこなせるようになってから、私にものを言え。私はこう見えても、箸の握り方、使い方に関しては、誰にも負けないという自負がある。
まったくもって、どいつもこいつも本当に、まともに魚が食えない。魚の食い方が汚い。それでも日本人か!箸の使い方を知らない日本人に限って私に対して、「あ〜ら、フォークとナイフの使い方も知らないんでざんすの〜?」などとふざけたことを抜かすが、大きなお世話だ、馬鹿野郎!

フォーク?ナイフ?どっからどう見ても日本人丸出しのくせにふざけるな!中途半端なブルジョア野郎が!箸がちゃんと使えたら、フォークもナイフもいらないんだよ。え?箸じゃ肉を切れない?ブルジョアの分際で、箸で切れないような肉を食うな!ゴムを食え、ゴムを!

日本文化って、本当は、凄い。

例えば、フォーク&ナイフに対して箸があるように、ドラムセットに対して、太鼓がある。

太鼓には、シンバルもないし、ライドもないし、ハイハットもないし、バスドラもない。でも、人を踊らせるグルーヴを生み出すという点に於いては、太鼓はドラムに一歩も引けをとらない。

デジタルなものばかり優先して、西洋的なものばかり優先して、アナログ感を無下にして、日本を馬鹿にして…魂はいずこへ?魂はいずこへ!

私の口癖は確かに、「日本の音楽はゴミだ!」だったり、「どないなっとんねん日本人!」だったりするが、でも、わからないかなあ…本当の意味では、たぶん、あんたなんかよりもずっと私は、日本人と、日本文化が好きなんだよ!

あ〜、イライラする!


コメントへの返信〜KNIGHT様宛

めちゃくちゃ丁寧なコメント、本当にありがとうございます!もう、本当に、何と申せば良いのやら…。

高縄手の盆踊りは、2日とも観に行かせていただきます!そして、気合と根性で、是非とも声を掛けさせていただきます!

その時、もし僕が、「おぅ、Jr.!」などとふざけきった声の掛け方をした場合には、遠慮なく、全力で、バチで突いてください。突いてから、殴ってください。

お逢いするのを心から楽しみにしております!!


コメントへの返信〜KNIGHT様宛

コ、コ、コ、コメントありがとうございます!!そして、偉大なるお父上のことを「オッサン」呼ばわりして、本当に本当にすいませんでした!!

僕は、今はもう取り壊されてありませんが、桑田公園の真横にある長屋に住んでおりました。子供の頃から夏が来ると、桑田公園の盆踊りが楽しみで楽しみで仕方がなく、夕方になると、まだ全然陽のある内から公園に行って、水撒きをしているおじさんの後ろ姿をぼーっと眺めたりしていました。また、盆踊りの数日前にやぐらが組まれると、勝手にやぐらに上がったりもしてました。

小学生の頃から、やぐらの下よりも、やぐらの上に興味がありました。太鼓を叩いてみたい!と、毎年猛烈に思いました。そして、そう思わせてくれたのが、お父上でした。他の人と全然レベルが違う!なんて偉そうなことを、子供の分際で思っては、鼻水垂らして鼻息荒く父や母に話していました。
もちろん、Jr.さん(この呼び方をお許しください!)のことも昔からよく知っています。長身で、男前で、太鼓が死ぬほど上手くて…生物的には同じ人間で、生理的にも同じ男なのに、なんでこうも違うかねえ…と毎年、夏が来るたびに、密かにヘコんでおりました(笑)

あと、あの女性の方は、本当に上手いと思いました。そして、華があって、本当にカッコよかったです。僕は高校卒業以来ずっとバンドをやっていて、今ドラマーを捜しているんですが、「女性ドラマーも全然アリやなあ!」と心から思いました。思わせていただきました。本当に勉強になりました。

ところで、荻野団地の盆踊りでは、太鼓を叩かれますか?僕は必ず観に行かせていただくので、もし叩かれるのであれば、いつものように素晴らしいプレイを見せてください。心から楽しみにしています。

…今夜は興奮して、寝るに寝れません。だって、僕にしてみれば、リンゴスターからメールをいただいたようなものですから(笑)

本当に、コメント、ありがとうございました!!


或る友人へのメール

自分は本当に音楽が好きな人間なんだということを強烈に自覚し直して、自分のバンドが好きで好きでたまらなくて、頭の中を音楽やバンドのことでいっぱいにしてたら、それがそのまま「自分自身のことを好きになる」ってことにつながって、「死にたい」なんてことは微塵も考えなくなって、そしたら今度は、例えばバイト先のパートさん達の自分に対する接し方も変わってきて、いっぱい話し掛けてきてくれるようになってきて、平日、楽しく働いて、週末、バンドメンバーに会って夢のような時間を過ごして、また平日になると、楽しく働いて。

自分自身のことを好きになること―ただこれだけのことで、全てが将棋倒し的に好転していってます。

別に「誰に」というわけではなく、ただ漠然と、「ざまあみろ!」と思っています。
トンネルを抜けたら、抜けてみたら、最高でした。

今は、うまくいかないことなんてない!とさえ思えます。そして、もし何かがうまくいかなかったとしても、それはそれで、うまくいかなくて良かったんだ!と思えるであろう自分がいます。

本当に、何かが、見えてきてるような気がしてます。

生きてて良かったよ!


歌詞『butterfly』/木村カエラ

butterfly 今日は今までの どんな時より 素晴らしい
赤い糸でむすばれてく 光の輪の中へ

butterfly 今日は今までの どんな君より 美しい
白い羽ではばたいてく 幸せと共に

思い出してるよ 君と出会ったころ
何度もくり返した季節は
二人を変えてきたね

君は今誓い 愛する人の側で
幸せだよと 微笑んでる
確かなその思いで 鐘が響くよ

太陽は沈み いたずらに星は昇る
夜は眠り 朝を待つ

butterfly 今日は今までの どんな時より 素晴らしい
赤い糸でむすばれてく 光の輪の中へ

優しさにあふれた 君がとても大好き
悲しみあれば 共に泣いて 喜びがあるなら 共に笑うよ

たったひとつだけ 暖かい愛に包まれ
夢の全ては いつまでも つづくよ

butterfly 今日は今までの どんな君より 美しい
白い羽ではばたいてく 幸せと共に

butterfly 今日は今までの どんな時より 素晴らしい
赤い糸でむすばれてく 光の輪の中へ

運命の花を見つけた チョウは青い空を舞う