俺が世界で一番嫌いなもの。これに関しては考えようが考えまいが同じ答えが出てくる。
「言葉」です。
子供の時から死ぬほど嫌いです。
メロディに乗せたり、紙の上に乗せたりするとめちゃくちゃ魅力的だったりするのに、会話、意思伝達の手段としての「言葉」となるともう本当に救いようがない。貴重な時間を割いて喋り倒したところで結局何にも伝わんないし、最悪の場合には伝えようとしたこととは真逆のことが伝わって、目の前の相手が何だかよくわかんないけど激怒していたりしてもうホントどうしようもない。
ある日突然世の中がミュージカルタッチになってくれたらなあ、と思う。あるいはある日突然世の中の意思伝達手段が筆談のみになったらなあ、と思う。何か伝えようとするたびに歌わねばならなかったり、書かねばならなかったりしたら、俺は結構な弁士になれると思うし、そうなれば、今まで言葉を操るということに関して根拠なく自信満々で、ことあるごとに声を荒げたりまくし立てたりしてきた奴等の鼻をへし折って、汚物だらけのゴミ箱に投げ棄ててやるのになあ、と思う。
言葉なんて死ねばいい。言葉の無い世界で歌を歌ったり、文章を書いたり、絵を描いたりして生きることができたら最高だ。
世界で一番嫌いなもの
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