大阪在住のうたうたい&絵描き&詩人 和田一憩(わだいっけい)のブログです。最新情報も随時配信していますので要チェック!!です。 携帯サイトはコチラ

2009年8月アーカイブ

俺は4番手、15:55登場予定です。

俺の昔からのバンド仲間であり、今回のイベントの主催者であるヒダリは8番手、18:30登場予定。

会場はJR須磨駅の真ん前にある海の家「スプラッシュ」

今回も『約束チケット』ご持参の上、お越しください。

「女」の「又」に「力」と書いて努力の「努」という字は成り立っている。

人間が一段階上に進む時、一段階成長する時というのは不思議とめちゃくちゃ苦しくて、辛くて、へこたれそうになる。成長が「新しい自分を産む」ということであれば、そこに産みの苦しみみたいなものがあるというのは至極当然で、逆に言えばその苦しみこそが自分が成長する兆しと捉えて、喜んで迎えてしかるべきなのかもしれないが、苦しいんだから喜んでいるような余裕はないし、「苦しっ!ウフっ」などと喜べる奴はやはりただのドMでただただ気持ちが悪い。が、やはりこの苦しみ、壁を乗り越えねば新しい自分はいつまで経っても産まれないというのは確かなわけで、やはり人間、無理矢理にでも前向きな思考の元に動かねばならん時というのはあるなあ、などと最近思っているのである。

ところで、ギターを弾き始めた人間がまずぶち当たる壁が「F」である。「F」が弾ければそこからクワッ!と世界が広がるのであるが、この「F」でつまづいてギターを諦める人がいつの世もあとをたたない。「F」さえ弾ければもの凄く複雑なコード(俺には無用なコード)以外は全て弾けると言っても過言ではないのだが、ギターを弾き始めた人間にとってこの「F」というコードはまさに新たなる自分を産み出す際の「産みの苦しみ」そのものであり、「壁」そのものなのである。で、この「F」。いつ、どのようなタイミングで弾けるようになるのかというと、これが「ある日突然」なのである。昨日まで全く出なかった、出せなかった音が、日をまたいで今朝、あれれれれっ?出たぁ!―まさにこんな感じで、本当に「ある日突然」なのである。

種を撒く。毎日欠かさず水をやる。ジョウロを手にするたびに開花しているところをイメージする。時間が流れて季節が変わる。昨夜までつぼみだった。今朝、大輪の花が成っていた。

新たな自分は、日々の努力とイメージと「楽しみに待つ」という前向きなる忍耐を経て、ある日突然産まれる。

読者の皆さん。管理人、剣吾くんからフォローが入りました。『ただ今、ひとり酒にて泥酔中』に寄せられたコメントをご覧いただきたい。俺が皆さんに是非とも見ていただきたかったもの、見て、レコード屋に足を運んで、手にとっていただきたかったものの写真があります。ピンク地に黄色のドル袋、これが『バンドワゴネスク』です。

ドル袋をレジに持ってって金を払う―シュールな体験をしてみてください。

もう寝ます。限界です。ティーンエイジのアルバム『ハウディ』を聴きつつ、歌いつつ寝ます。「揺らしてよ」への反応、楽しみにしております。よろしくお願いします。もう寝ます。さすがに限界です。読者の皆さん、お休みなさい。

アカン!同じタイトル、同じ内容のブログを二本入れてしもてる。ウダウダや。いつもなら管理人である剣吾くんに連絡して消してもらうとこやけど今回はこのまま残します。

これが、この有り様が「泥酔する」ということです。

ごめんなさい。ジャケットの写真が載らんかった。なんでやろ?剣吾君がフォローしてくれるかな。ま、皆さん、レコード屋に足を運んで洋楽の「T」のコーナーに行って『バンドワゴネスク』を手にとってください。で、「これが一憩がブログに載せたかったジャケットかあ〜」なんて思いつつ、言いつつ、レジに向かってください。

大丈夫。

ごめんなさい。ジャケットの写真が載らんかった。なんでやろ?剣吾君がフォローしてくれるかな。ま、皆さん、レコード屋に足を運んで洋楽の「T」のコーナーに行って『バンドワゴネスク』を手にとってください。で、「これが一憩がブログに載せたかったジャケットかあ〜」なんて思いつつ、言いつつ、レジに向かってください。

大丈夫。

これがティーンエイジファンクラブの傑作2nd『バンドワゴネスク』のジャケットです。内容も傑作ならジャケットも傑作です。

内容が呼ぶのです。素晴らしいジャケットを呼ぶのです。

ここで再び読者の皆さんからの俺、和田一憩へのインタビューなり相談なりを募ります。前回同様、匿名大いに結構。シリアス、不シリアス、リアル、シュール、問いかけの種類は一切問わないので、ゴミの日にゴミ収集場所にゴミを持っていく時のようなメンタルで気軽に俺に問うてください。必ず答えさせていただきます。

俺の人生には起こり得ないこと、想像もしない角度からの問いに脳ミソをプルンプルンいわせながら考えてみたいのです。答え切ってみたいのです。よろしくお願いします。

これはこれでコンプレックス。

俺はすぐに人を許してしまう。っていうか、そもそも人に対してあまりムカっとこない。ムカっときて人に注文をつけたくなるほど自分のことを大した人間だとは思ってないし、ムカっときたことを声に出して訴えたいと思うほど自分にとって大事なこと、譲れないことというのが俺にはあまりない。逆に言えば俺ほど人に対する愛情なり執着心なりに乏しい人間はいないのかもしれない。基本的に人のことはどうでもよくて、そもそも期待していないからゆえに、人に対して注文をつける気が起こらないのかもしれない。いや、たぶんそうだ。

ただ、何事にも例外というものはあって、よくよく考えてみれば俺にも許せない人種が二通りいることに今、気付いた。

「許せない人」と「謝らない人」である。前者はいつまで経っても人を許せない人のことで、相手はものすごく反省していて謝っているのにも関わらずそれを許そうとしない人。これが俺は許せない。後者は読んで字のごとく「ごめん」とか「悪かった」が言えない人のことで、ほとぼりがさめて相手が笑顔で近寄ってくるのを待つタイプの人。これも俺は許せない。

以前にも同じようなことを書いたが、俺はプライドの持ち方を間違えている人間が本当に苦手だ。そりゃプライドが全くないというのも困る。でもプライドの塊みたいな人間はもっと困る。

自己評価というものは低過ぎず、高過ぎず、人と関わってなんぼの人生だということを踏まえて考えれば、若干低めくらいがちょうど良いような気がする。

麻生太郎、笑顔だけは魅力的。

押尾学と酒井法子が捕まった。ちょっと前には田代まさしが捕まったりしていたが、芸能界のドラッグ汚染というのはかなり深刻なものらしい。

テレビを見ているとテリー伊藤が顎の下で手を組んで「甘いよね」とか言っていて、他のコメンテーターも口を揃えて「子供がおる分際で」みたいなことを言っている。俺は何かおかしいなぁ、何かムカつくなぁ、と思ってしまう。

もちろん、ドラッグに手を出した芸能人の肩を持つ気はない。ないけれど、若干、同情に似た気持ちを抱いてしまっている自分がいる。人が人に対してそんなに簡単に「甘い」とか「分際で」とか言い切っていいものなのだろうか。そうやって声高らかに自信満々に言い切れるくらい、例えばテリーは「俺は強い」と自負できていて、押尾学や酒井法子がドラッグに手を出すに至った孤独とか劣等感とか混沌とかをイメージできているのだろうか。

この考え方、大半の人は「ぬるっ!」とか「どうかしてるぜ、一憩!」とかって思うんだろうけども、俺はどうも解せない。

みんな、どいつもこいつもギリギリだろう。みんな、一歩間違えりゃ押尾学で酒井法子だろう。みんな、ギリギリにも関わらず狂うに狂えず、死ぬに死ねないんだから。なのにここぞとばかりに上目線か?

テリーが「甘いよね」と言い、世間も大多数の人間が同じようなことを言っている。「甘いよね」という言葉の裏側にある身の程知らずのくだらない優越感から漂う悪臭を思うと、俺は押尾学や酒井法子に若干、若干?同情してしまう。

弱い人間が弱い人間に対して「待ってました!」とばかりに抱く優越感って最低だ。

剣吾くんと一緒にサマーソニック09初日を観てきた。エレカシも再結成ユニコーンも再結成ヴァセリンズ(めちゃくちゃ良かった!)もソニックユース(キムゴードンがめちゃくちゃエロかった!)も観たいものはみんな観てきた。が、やはり最高だったのは、一番のお目当てティーンエイジファンクラブだった。

メンバーの表情がはっきり窺えるくらい前の方で、剣吾くんがわざわざ作ってきてくれたティーンエイジTシャツを着て観た。

メンバー全員おっさん、サポートメンバーもおっさん、アクション皆無、服装地味、MCほとんど無し(かといって決して無愛想ではない)。でも最高。ほどよくばらつき感のある演奏、絶妙なコーラス、ギターが実にギターらしい鳴りでジャンジャンジャカジャカジャンジャンジャカジャカ、鼻歌の延長線上かのようなティーンエイジ節とも言える珠玉のメロディの数々、名曲、名曲、名曲、そして客大合唱...あんなバンドは世界中でティーンエイジしかいない。あのやり方で客の腹を満たせるバンドはティーンエイジしかいない。

「ギターポップ」という言葉はティーンエイジファンクラブの為にある。

Mr.Children。略して「ミスチル」。って言うか桜井和寿という男についてあなたはいかなる評価をお持ちだろうか?

もし、彼の書いた曲で一番好きな曲は?と尋ねたら皆さん、一人残らずちゃんと答えられるんじゃないだろうか。必ず一曲は好きな曲があるだろうし、さらに、その一曲に対してのあなたの思い入れというのはかなりのものなんじゃないかと思う。実際、彼の才能というのは疑ってかかるようなレベルじゃない。かといって俺は別に彼のファンではない。ないが、批判する気もない。いや、唯一批判するとすれば彼の桑田佳祐好き。あれ、何とかならんのだろうか?彼の慢性化した病とも言える桑田佳祐からの影響。あれ、何とかならんのだろうか?俺は桑田佳祐が大嫌いだ!といった極めて個人的な事柄くらいのもので、正直、俺は彼がこの国の音楽水準をゴミ箱行きの一歩手前で食い止めてくれているとさえ思っている。この国のクソみたいな音楽界において彼はどう考えても必要不可欠だ。

ところで、俺は今までカバーというのをしたことがない。自作の曲だけを演ってきた。でも今はソロでの活動がメインだから、カバーもこれぞと思える曲がもしあればできる。で、俺が唯一、本気でカバーしてみようかなと思っている曲が実は彼が書いた『NOT FOUND』という曲なのである。

この曲を初めて聴いた時の感想は「わかる!」だった。「うわ!俺と同じこと考えてる」と思って驚いた。歌い出しから終わりまで全ての言葉がまるで自分が書いた詞かと錯覚してしまうくらい彼がこの曲の中で言わんとしていることが理解できたのである。例えばこの曲の中で歌われている「君」という言葉。曲冒頭で歌われている「君」以降の「君」は人間の女性ではないはずだ。

しかしながら、今、ミスチル=彼の曲をカバーするというのはものすごく勇気のいることだ。よほどの信念と自信がないと確実にすべる。でも、俺は誰も知らないマイナーな曲を知ったかぶってやるよりは、ものすごくメジャーな曲を自信をもってやることの方がずっとカッコ良いことだと思っている。例えば90年代中盤の英国においてビートルズをカバーしたオアシスはめちゃくちゃカッコ良い。何しろ当時は若手のバンドがビートルズ好きを公言すること自体勇気のいることだったんだから。そういうこと。

で、『NOT FOUND』に話を戻すが、そのうち気が向けばカバーしようと思っている。メロディ、コード感など曲自体大好きだし、言葉の意味が自分なりにわかりすぎるくらいわかるんだから感情を込めて歌えるはずで、俺が感情を込めて歌えば桜井が歌うよりもずっと痛々しく、余裕なく、ロックな感じに響くはずで、やる価値はあると思う。

ま、そのうちね。

地球で生きている以上は重力というものを無視できないわけです。一生付き合っていかねばならないわけです。重力はその対象を選ばず、無粋に我々の上にドーンとのし掛かってきて、例えば水の流れを見てもわかるように全てが上から下へ上から下へなわけです。そしてそれは物理的な話だけではなくして、我々の精神的な部分に関しても同じことが言えるわけで、我々の視点、人生なるものは、基本的には何もかもが上から下へ上から下へなわけです。ということは、人間は人間という生き物は抜本的にネガティブ思考な生き物と言えるのかもしれません。気が付けば頭は重力に任せて傾き、うつむき、地面を見つめてしまっていて、顎を上げて歩くというのはなかなか困難なことです。「上を向いて歩こう」という歌がありますが、実際には上を向いて歩くというのはかなり難易度の高い行為です。したがって最も理想的な形は、重力に打ち克とう打ち克とうとして顎を可能な限り上げよう上げようとはするが、いかんせん相手は自然の脅威、打ち克つということがままならず、でも諦めずに顎を上げよう上げようとする葛藤の中で気が付けば上でも下でもなく前を向いていたというのがベストかと思います。

つまり「落ち込む」というのはそういうことです。私もあなたもことあるごとに落ち込んで、たまに落ち込んでいること自体に落ち込んだりもしますが、これは基本的には全て重力の仕業で、私のせいでもなければあなたのせいでもありません。だから特別カッコ悪いことではありません。ただ、我々人間のそういったネガティブな発言、姿勢、生き方というものを「カッコ悪い」と言えるとすればそれが、その流れがあまりに自然、あまりに普通過ぎて、そこに「個」というかプライドみたいなものが見い出せないからです。「個」というのは、どこかイビツで不自然だからゆえに浮き、注目もされるわけで、あまりに社会の仕組みやそれこそ自然の脅威といったものの前に無力だったり無意思だったり素直だったりすると「個」というものを世の中に魅力的に轟かせることはできないわけです。

と言うわけで、私もあなたも前を向いて歩きましょう。先ほども申し上げたように我々人間が前を向いて歩くためには、上を向いて歩こう!くらいの気合いが必要です。それでやっと前を向ける感じです。重力に打ち克ってやる!というまことにもって無謀かつ不自然極まる意志こそが私やあなたの「個」を約束するのです。

お互いに頑張りましょう。不自然に頑張りましょう。

プロフィール

いっけい

ビートルズ好きの両親の元、ビートルズを子守唄に育ち物心が付く前から音楽に慣れ親しむ。
学生時代からいくつかのバンドを結成し関西を中心にライブに明け暮れる。
現在はソロでの音楽活動に加えイラストも手掛けるマルチアーティストとして活動の幅を広げている。

いっけいの楽曲が聴ける!! MySpaceはこちら

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