大阪在住のうたうたい&絵描き&詩人 和田一憩(わだいっけい)のブログです。最新情報も随時配信していますので要チェック!!です。 携帯サイトはコチラ

さいけ「デリック」まさし

隣の部屋の紙袋の中から奇怪なものが出てきた。高校一年の時、美術の授業でポスターカラーを使って描いた絵だ。

色使いがめちゃくちゃだ。無駄に濃い。目に痛い。見ていて不快。ちっとも落ち着かず、見ていると5秒でめまいがしてくる。そして、何よりモデルが凄い。一体どういうチョイスだ。写真を見て描いたと思われるが、まさかのさだまさし!

か、完全に狂ってる..。怖い..。怖過ぎるぞ、昔の俺。





す、捨てよっかな...。

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コメント(1)

そうかなあ。。。?  初期の横尾忠則みたいなマッドさがあって私は好きだけどなあ、わざと外した感じの色使い、嫌いじゃない。60年代70年代の頃の横尾忠則は俗っぽくって狂ってて過剰で、インプロジャズみたいに最高にグロくてフリーキーで好きなんだ。その頃の、むせかえるような空気に似ていて”なつかしい。。。!”って思っちゃった。60年代70年代に活躍したアングラ系の人たちには、ダークな病をふりきるヤバいパワーが充満していて、去勢されるよりはほんとに殺人でも犯しそうな危険な香りがあって、その煮えたぎるエネルギーは音楽や芸術を切り刻むような攻撃性に満ちていてほんとに素晴らしいなと思う。でもその熱狂のほとんどがケミカルの効能であり、代償としての病と孤独を私たちは今、払っているんだな、なんて思ったりする。

私は、しばらく前ぐらいから”社会不安障害”を患っていて時々安定剤のお世話になります。薬で現状キープしながら、治癒への道も同時に探っています。森田療法という理論を軸にした自助グループに参加したり、ゲシュタルト療法という交流分析の理論書で気づきを得たり、とにかく、自分で、様々な事柄をリサーチしています。私が一番嫌なのは思考の一元化にはまって身動きが取れなくなることです。人生や人格は多面体でできており、物事には無数の視点があり、今日地獄だと思ったことが別の面から見れば最大に幸福なことであったりもします。そして、逆もまたありうる。共依存の病に蝕まれた家庭で育った私には、俗世間は恐怖と不安の対象でしかなく、鬱病が慢性化したような生きづらさを小さい頃から抱えたまま何とか生きてきました。ようするにメチャクチャです。よく生きてこれたな、という状態です。おまけに持病もあり、学歴も若さも才能もない私はひとことで言うと”最悪”です。その反面、恵まれた場所で育った人とはちがう感覚の独特さがあり、一風変わった個性ゆえ私はある種の人たちからはすごく大切にされ守られてきた面があります。人間、どこに生まれ、どういう風に育とうと誰にでもプラス面マイナス面がありますね。良い悪いは、いちがいには言えない。

”だからいっけい君、がんばんなよ”という話ではなくて、話は戻りますが、人生は最低の出来事が最大のチャンスだったりするので、やっぱり色々つきつめて決めつけない方がいいのかも。ってことです。”思考の一元化”こそが、私たちから創造性と自由と自立心を奪う悪者なのだと思います。物事の捉え方・見方は無限にあり、私たちにはその反応パターンひとつひとつに選択権があり、それを瞬間瞬間でチョイスしながら自分の人生を自分で作っていっているのだと思います。

何が言いたいかっていうと、いっけい君の人生の主権を握るのはいっけい君であり、どんなに正しいと思われる理屈であろうと主権を譲りわたしてはいけないのだと思います。いっけい君が繰り返し繰り返し日記の中で吐き出すように、自分の深いところから出て来た生のままの感覚こそがいっけい君の人生を開くものであり、それこそが一番重要で大切なことなんだと思います。マーケティング感覚でただ小利口に生きている奴らなどクソクラエだよ。人生の輝きや美しさが、奴らにわかってたまるもんかい。

という、私なりのエールでした。

長々とごめんなさい。

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プロフィール

いっけい

ビートルズ好きの両親の元、ビートルズを子守唄に育ち物心が付く前から音楽に慣れ親しむ。
学生時代からいくつかのバンドを結成し関西を中心にライブに明け暮れる。
現在はソロでの音楽活動に加えイラストも手掛けるマルチアーティストとして活動の幅を広げている。

いっけいの楽曲が聴ける!! MySpaceはこちら

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