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桜井和寿VS和田一憩

Mr.Children。略して「ミスチル」。って言うか桜井和寿という男についてあなたはいかなる評価をお持ちだろうか?

もし、彼の書いた曲で一番好きな曲は?と尋ねたら皆さん、一人残らずちゃんと答えられるんじゃないだろうか。必ず一曲は好きな曲があるだろうし、さらに、その一曲に対してのあなたの思い入れというのはかなりのものなんじゃないかと思う。実際、彼の才能というのは疑ってかかるようなレベルじゃない。かといって俺は別に彼のファンではない。ないが、批判する気もない。いや、唯一批判するとすれば彼の桑田佳祐好き。あれ、何とかならんのだろうか?彼の慢性化した病とも言える桑田佳祐からの影響。あれ、何とかならんのだろうか?俺は桑田佳祐が大嫌いだ!といった極めて個人的な事柄くらいのもので、正直、俺は彼がこの国の音楽水準をゴミ箱行きの一歩手前で食い止めてくれているとさえ思っている。この国のクソみたいな音楽界において彼はどう考えても必要不可欠だ。

ところで、俺は今までカバーというのをしたことがない。自作の曲だけを演ってきた。でも今はソロでの活動がメインだから、カバーもこれぞと思える曲がもしあればできる。で、俺が唯一、本気でカバーしてみようかなと思っている曲が実は彼が書いた『NOT FOUND』という曲なのである。

この曲を初めて聴いた時の感想は「わかる!」だった。「うわ!俺と同じこと考えてる」と思って驚いた。歌い出しから終わりまで全ての言葉がまるで自分が書いた詞かと錯覚してしまうくらい彼がこの曲の中で言わんとしていることが理解できたのである。例えばこの曲の中で歌われている「君」という言葉。曲冒頭で歌われている「君」以降の「君」は人間の女性ではないはずだ。

しかしながら、今、ミスチル=彼の曲をカバーするというのはものすごく勇気のいることだ。よほどの信念と自信がないと確実にすべる。でも、俺は誰も知らないマイナーな曲を知ったかぶってやるよりは、ものすごくメジャーな曲を自信をもってやることの方がずっとカッコ良いことだと思っている。例えば90年代中盤の英国においてビートルズをカバーしたオアシスはめちゃくちゃカッコ良い。何しろ当時は若手のバンドがビートルズ好きを公言すること自体勇気のいることだったんだから。そういうこと。

で、『NOT FOUND』に話を戻すが、そのうち気が向けばカバーしようと思っている。メロディ、コード感など曲自体大好きだし、言葉の意味が自分なりにわかりすぎるくらいわかるんだから感情を込めて歌えるはずで、俺が感情を込めて歌えば桜井が歌うよりもずっと痛々しく、余裕なく、ロックな感じに響くはずで、やる価値はあると思う。

ま、そのうちね。

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プロフィール

いっけい

ビートルズ好きの両親の元、ビートルズを子守唄に育ち物心が付く前から音楽に慣れ親しむ。
学生時代からいくつかのバンドを結成し関西を中心にライブに明け暮れる。
現在はソロでの音楽活動に加えイラストも手掛けるマルチアーティストとして活動の幅を広げている。

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