これはこれでコンプレックス。
俺はすぐに人を許してしまう。っていうか、そもそも人に対してあまりムカっとこない。ムカっときて人に注文をつけたくなるほど自分のことを大した人間だとは思ってないし、ムカっときたことを声に出して訴えたいと思うほど自分にとって大事なこと、譲れないことというのが俺にはあまりない。逆に言えば俺ほど人に対する愛情なり執着心なりに乏しい人間はいないのかもしれない。基本的に人のことはどうでもよくて、そもそも期待していないからゆえに、人に対して注文をつける気が起こらないのかもしれない。いや、たぶんそうだ。
ただ、何事にも例外というものはあって、よくよく考えてみれば俺にも許せない人種が二通りいることに今、気付いた。
「許せない人」と「謝らない人」である。前者はいつまで経っても人を許せない人のことで、相手はものすごく反省していて謝っているのにも関わらずそれを許そうとしない人。これが俺は許せない。後者は読んで字のごとく「ごめん」とか「悪かった」が言えない人のことで、ほとぼりがさめて相手が笑顔で近寄ってくるのを待つタイプの人。これも俺は許せない。
以前にも同じようなことを書いたが、俺はプライドの持ち方を間違えている人間が本当に苦手だ。そりゃプライドが全くないというのも困る。でもプライドの塊みたいな人間はもっと困る。
自己評価というものは低過ぎず、高過ぎず、人と関わってなんぼの人生だということを踏まえて考えれば、若干低めくらいがちょうど良いような気がする。
若干低めで打たせて獲れ!
トラックバック(0)
トラックバックURL: https://ikkei.me/mt/mt-tb.cgi/138
コメントする