昔からよく思うのは「人って本当によくしゃべるなあ」ってこと。俺の目にはみんな、脳と口が直結しているかのように見える。思ったことをその場で、その瞬間に、自信に満ちた顔をしてしゃべってる。で、俺みたいな奴を見つけると「言ってくんなきゃわかんない。プンプン!」みたいなことを言う。「大きなお世話だ、バカ野郎!」とは思うが、その半面、「うらやましいな」とも思い、さらにその半面「もったいないことしとんなあ」とも思う。その無闇に吐き出してる言葉の内、ほんの一部でもその時言うのを我慢して、家に持って帰って、メロディなり詞なり絵なりにすれば結構面白いもんができるやろに...。と思って悲しくなるのである。
あと、「人は本当によく怒るなあ」とも昔から日々思う。プライドみたいなもんは自分の中の一つか二つの事柄にグッと固めて、「これだけは譲れん!」的に持っておけば事足りるもんやろうに、人は「これはこうじゃなきゃイヤ!あれはこうじゃなきゃイヤ!」などとプライドの持ち様が多岐に渡り過ぎていて、俺としてはどうしても「何様やねん、コラ!」となる。
よくしゃべる奴らの言葉と言葉、我が物顔と我が物顔が所狭しとひしめき合って、プライドとプライドがガチャガチャガチャガチャぶつかってはその都度、怒鳴り散らし合っている。世の中って本当にせせこましくてやかましいもんだと思う。よくマンションなどで音楽を聴いていると大して大きな音ではないにも関わらず、隣人が怒鳴り込んできたりするが、本当にやかましいのは音楽ではないと思う。
黙れ!
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HPおめでとう!「いっけい」をより身近に感じられ、私の脳にドーパミン(快感・達成感の神経伝達物質)が毎日放出されそうです・・・今年は「いっけい」とアニマル浜口 これからどんどん目が離せない!
今思えばいっけい君とバンドやってたころ、しょうもないことでいろいろ怒ってた自分がいたなぁ。
当時迷惑をかけた人、、ごめんなさい。。。と言いたいが、怒るべきときに怒れる自分がさほど嫌いじゃない。
でもコンビニの店員がレシートを渡し忘れたぐらいでイラっとする自分は大嫌いです。