常に、毎日の毎秒毎分を、ビビりながら生きていくというのは地獄だ。
子供の時、教師を筆頭に大人に、ことある事に「夢をみつけなさい」と言われた。俺に夢の世界と夢を持つことの重要性をこれでもかと褒め称えて見せて見せつけて、いざ俺が大人の世界に足を踏み出そうとする年齢に達すると今度は一転して「社会は、現実はそんなに甘くない」というようなことばかり吐かしだした。夢をみるというのは怠け者のやることだと吐かしだした。「夢みたいなことを言うな」と、大人ばかりではなく、一緒に葛藤しつつ育ったはずの友人たちまでが吐かしだした。そして、酷い奴になると「あなたは遊びたいだけ」などと吐かしだした。
幼稚園や保育園に行くと、色とりどりの折り紙やぬいぐるみで取って付けたように夢の世界を演出してある。
平気な顔をして嘘がそこにある。なんて残酷なことをするんだろうと思う。
悪いひとたち
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