無意味な休日。
再起不能となり果てた役立たずのウォークマンをゴミ箱に投げ捨てて近所の酒屋にビールを買いに出掛けたところ一人のビニール袋とビニール傘を下げた肉体労働者風のオッサンが話しかけてきたので話を聞くと北千里へ行きたいが方角がわからずさらにここまでくる新幹線の中で財布を落としたとのことで「参ったなあ」と呟く目が「めぐんでくれ」と訴えていたので270円渡してやったらさほど礼の言葉も述べず駅の方へ歩いて行った。
無意味な晴天。
無気力な270円
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