今、一人、酒を飲みながらテレビを観ていると、桑田佳祐がアコギを弾きながら最近の日本に起こったこと、主に政治的なことを畏れ多くもブルースのコード進行に乗せてまくし立てていた。
吐き気をもよおすほどに最低だった。悪夢。言ってるようで、何も言ってない。怒ってるようで怒ってない。たまにカメラ目線。これを、こいつを褒め称える日本人って本当に救いようがねぇな、と思った。そして、同時に、これこそが今の日本人の姿なんだと思った。
桑田佳祐ってのは、彼の存在、表現ってのは、今、腐るほどいる大多数のアホな日本人の象徴だ。日本人はどいつもこいつも桑田佳祐みたいだ。男も女も老いも若きも皆、結局何にも言ってないし、怒ってない。言ってるふり、怒ってるふりをしてるだけで、知っているのは、上手いのは陰口だけだ。
聞こえてんのか!コラ!清志郎さんよお!!
ザオリク
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