最近、突然、居ても立ってもいられないくらい寂しくなる時がある。その都度、心があまり美味くない居酒屋で出てくる、実際より若干重く見える、全く食欲をそそらない「キモ」みたいなことになっている絵がイメージせられて、グゥーンと低い音が聞こえて辛くなって、絶望的に人恋しくなって、例えば朝、仕事なんてブッチして、京都なり神戸なり伊丹なりに単身出向いていって、ビール片手に目標なく歩き回ったり、座り込んだりしたいという社会人として0点な衝動に駆られる時がある。
3日でいい。好きに、だらしなく過ごしたい。
俺はこんなキャラだから、日々、結構ぼんやりしているように見えるかもしれない。日々、結構のんびりしているように見えるかもしれない。日々、ほどよく息抜きをしながら生きているように見えるかもしれない。
世の中には「誤解」という言葉がある。自分の中の定規的なものを信じて疑わず、基準として人を計るから誤解が生まれる。それこそ前述の「優等生」と呼ばれる人たちは、日々、誤解の連続だと思うし、ゆえに周りからも誤解され続けるんだろうと思う。
何をどれだけ得れば満足なのか、何をどれだけ我慢すれば不満なのか、その許容範囲は人それぞれ違うはずなのに、この世の中は問答無用に、さほど査定せずに、とあるパターンを、人種を、「例外」と呼んで外へ外へ追いやろうとする。「例外」は世の中の菌か?
巷に「除菌・抗菌・殺菌」の文字が溢れかえっている。売り文句として溢れかえっている。
かくして人体は弱くなる。
例外菌
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