旧友。地元、伊丹の学生時代の友人と呑んだ。久しぶりに会えてものすごく嬉しかったし、ものすごく楽しかった。が、会話の合間合間に昔にはなかった沈黙があって、皆、所々で重い表情を隠し得なかった。皆、そんな歳になった。
解散後、強烈に寂しくなって、駅構内のコンビニに立ち寄ってビールを購入、ビールを口にしながら電車に揺られて家路についた。
我が家の冷蔵庫に見覚えのない絵が貼られていることに気が付いた。2才になる娘が俺が旧友たちと酒を酌み交わしている間に描いた俺と俺の奥さんの似顔絵だった。
俺の似顔絵にはちゃんと髪があって、眼鏡を意識して描いたと思われる目があって、唇があった。
涙が出そうになった。
奥さんにビールを一缶、譲ってもらった。
情けなくて
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