俺が職場で履いているベッポンセン(この言葉の由来は過去のブログ『ギリギリ』を参照の事)の写真。より心臓に近い左足の方にひとつだけ、この189円の「宝物」を取り付けて、日々、悪戦苦闘している。
この言葉が身体のどこかに張り付いているだけで、俺は、通常の俺よりだいぶ頑張れる。苦境に立たされた時など、この言葉をちょっと視界に入れるだけで「死なばもろとも」なり「南無三」なり、要するに「玉砕」と意味的に似通った言葉を心のなかでとっかえひっかえ叫びつつ、何とか踏ん張れる。
これまで通り、そしてこれからも、俺はこの言葉に救われながら、誤魔化し誤魔化し生きていくんだろうと思う。
誤魔化し誤魔化し生きる。
誤魔化し誤魔化しの何が悪いのか。誤魔化せるだけ有望。それもたった189円。たった189円で確実に明日を迎えられる俺の性質って実は決して捨てたもんじゃないんじゃないか?と、いうことを思わせてくれるROCK。
普通、自分を奮い起たせようとすればもっと金がかかるだろう。ただ、中にはおられるのかもしれない。「189円では節約になっていない。俺は128円あたりで自らを奮い起たせたいぜ」という見上げた節約魂の持ち主。そういう方はここをまっすぐ行って突き当たりを左、階段を降り倒してすぐの「FOLK」のドアを叩いてください。
189円の宝物
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