大阪在住のうたうたい&絵描き&詩人 和田一憩(わだいっけい)のブログです。最新情報も随時配信していますので要チェック!!です。 携帯サイトはコチラ

ここに地図がある

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以前、このブログ上で『胎動!バンドワゴネスク』という記事を載せてから今に至るまで、俺はただぼんやり過ごしていたわけではない。毎日、時間さえあれば、いや、なくても、ちゃんと頭の中で構想を練っていた。目指す所あれば、まず地図を用意するというのは冒険の基本である。
新バンド結成に向けた俺の構想。まず音楽的には、乱暴な言い方をすれば前述の「五虎将」の音楽を足して5で割った感じにしたいと思っている。具体的には、とにかく最優先はメロディで、次にギターの音が歪みに頼らない形でデカイこと。そしてそこに壊れた日本語を乗せるといったものだ。したがって、基本的な路線は今までやってきたバンド、アルファベッツやリプライズとは大差ない。ただ俺の今回の構想上、新バンドがそういった過去のバンドと大きく異なるのはこっから先の部分である。
まず、今回絶対に妥協できない部分は「コーラスの強化」である。ビートルズやティーンエイジのように、声と声が共鳴しあって、ビリビリする感じが絶対に欲しい。そして曲によっては、俺とその新メンバーがメインヴォーカルを分けあえるような形にもっていきたい。これは今回、絶対に妥協しない。
次に俺の中にある構想で絶対に譲れないのは、「アレンジの必要最低限化」である。過去のバンドはあまりにもアレンジに執着し過ぎた。俺の書く曲はただでさえコード展開が複雑なのに、それにつられるように、さらなるアレンジを施そう施そうとしてしまった。その結果、いつまで経っても各曲が完成に至らず、ライブでいつも同じ曲を演奏せざるを得ない状況に陥ってしまった。アレンジを練りに練って、喜んでくれるのは基本的に同業者=バンドマンだけだ。だから、アルファベッツは周りからの評価が非常に高かったが、その「周り」というのはほとんどがバンドマンで、今思えば完全な「ミュージシャンズ・ ミュージシャン」になってしまっていた。アレンジは、練り過ぎると曲そのものを小さく、鋭角なものにしてしまう。受け手に対して曲の説明をし過ぎる感じになってしまう。だから我々作り手はアレンジを必要最低限に抑えて、ある意味、本当のアレンジは受け手の人たちの頭の中で、それぞれ自由に好きなようにやってもらうというのがベストだと思っている。
地図ができた。あとはこれをパートナーである剣吾くんが読んで、了承してくれれば、俺はそれを本格的なGOサインと捉えて、今晩からでも、今まで幾度となく奇跡を起こしてきた俺製メンバー募集フライヤーを作成するなどして、新バンド「バンドワゴネスク」始動に具体的に乗り出すつもりだ。


どう?剣吾くん。

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コメント(1)

全くもって異論なし。
まあ君とまた音楽やろうか?ってなった理由も
その路線だしね。

あえて付け加えるなら、女性のギターボーカル。

このブログ見ている方、誰か紹介してほしい。
ぜひご一報を。。。

info@ikkei.me までよろしくです。

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プロフィール

いっけい

ビートルズ好きの両親の元、ビートルズを子守唄に育ち物心が付く前から音楽に慣れ親しむ。
学生時代からいくつかのバンドを結成し関西を中心にライブに明け暮れる。
現在はソロでの音楽活動に加えイラストも手掛けるマルチアーティストとして活動の幅を広げている。

いっけいの楽曲が聴ける!! MySpaceはこちら

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