今日、俺の書斎がある神社で秋祭りがとり行われる。夜店の人たちが朝から忙しそうに準備に追われている。
晴天。なんて平和なんだろう。
今日、俺は夜勤だ。ということは夕方、少しだけ、祭りに参加できる。
夕方、少しだけ来て、この神社に棲まう神様に、「俺、復活します。力を貸してください」って、手を合わせようと思っている。
一方、雲の上ではクリスマスはクリスマスで人一倍浮かれている俺を毎年のように見かけているジョン・レノンが呟いている。
「おい、一憩さんよぉ。和田一憩さんよぉ。お前に節操というものはないのか?だいたいお前は俺の曲「神」をちゃんと聴いたんか?お前の心の師たる俺の曲を、言葉を、都合よくアウトオブ眼中ってか?え?アウトオブ眼中って今や死語なの?そ、それは知ら...い、いや、知ってたよ。ユーモアやんか、ユーモア。ほら、レノンと言えばユーモア、みたいなとこあるやんか〜。いやホンマ、知ってたって!もちろん知ってたよ。だって僕、ジョン・レノン。でも、ま、なんや、その、要するに、お前の復活に関しては、なんていうかその...出来る限り応援させてもらうよ」
秋祭りとレノン
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