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幻のフォトジェニック

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元々強烈に才能のある人が、元々強烈に才能があるところにもってきてさらにそのピーク的な境地に突入しているがゆえに万能感みたいなものに背中を押される形で嬉々として表現というものをしている時、俺は、そういう人は、性別を越えて、性別を越えた綺麗な顔になると思っている。

例えば、あの有名なPV「イマジン」を歌っているジョン・レノンの美しさったらないし、ウッドストックだかワイド島だかのライブで「シー・ミー・フィール・ ミー」を演奏、腕をグルングルン回してギターを弾き倒しているザ・フーのピート・タウンゼントの顔も別嬪だとしか言いようのないくらい綺麗だ。本来は英国ロック界屈指の不細工なただの鼻デカ野郎のはずがこの時の映像に限っては本当にうっとりするくらい綺麗だ。

俺にもそんな時期があった...とは言わない。恥ずかしくて口が裂けても言えないし、さすがに自分がそこまで才能のある人間だとは思っていない。本当です。ただ、俺みたいなもんでもバンドをやってた時、写真を趣味にしていた友人の友人の女の子に「あなたは私のフォトジェニックだ!」なんて言われたことがある。俺はその時「フォトジェニック」なる英単語の意味を知らなかったが、なんとなく有難いお言葉を頂戴しているということだけはわかったので「あ、ありがとうございまぁす!」とだけ返事したが、後でその意味を知った時、嬉しすぎて腰が抜けそうになったと同時に「にも関わらず何でこんなにモテへんねやろ..」と若干へこんだのを昨日のことのように覚えている。それに引き換え、今の俺はどうだろう。両目とも結膜炎になっちゃって、だいぶ赤みが引いたとはいえ目全体が情けなく腫れて水死体で発見される直前の、「ロックンロール・サーカス」出演時のブライアン・ジョーンズみたいになってしもてるし、このブログ上では喋りに喋るものの、普段はシリアスキャラを演じている時の竹中直人並みに無口だし、暇さえあれば酒ばかり飲んで、休日ともなればたちの悪いムッツリ自暴自棄野郎と化してしまっている。

何とかせねばなあ〜と思う。でも金もなけりゃ時間もなけりゃ根性もなくて..。

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プロフィール

いっけい

ビートルズ好きの両親の元、ビートルズを子守唄に育ち物心が付く前から音楽に慣れ親しむ。
学生時代からいくつかのバンドを結成し関西を中心にライブに明け暮れる。
現在はソロでの音楽活動に加えイラストも手掛けるマルチアーティストとして活動の幅を広げている。

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