再びのコメント、ありがとうございます!
俺の文章は本を全く読まない人間の文章丸出しで、それはトモコさんの文章と比較すれば一目瞭然です。
俺は音楽が大好きだから、無意識下でかなりの知識を得つつ音楽をやってきたし、絵が好きだから、親父が絵描きだということでこれまた無意識下でちょっとだけ得ていた知識を元に絵を描いてみたりしているわけですが、こと文章と言うものに関してはこの「好きだからやる」という1+1=2的数式というか、「やろう!」と思い立つまでの自然な流れみたいなものが全く見当たりません。というのも、俺は生まれつき言葉と言うものが大嫌いで、死ぬほど嫌いで、嫌いで嫌いで大嫌いで、ゆえに本も活字も大嫌いだと言い切れて、今までに何冊か「文豪」と呼ばれる人が書いた「名作」と呼ばれるものを読むには読んだけど、言葉が昇華されてる感じがムカつくというか、それによって言葉が「アタシ綺麗でしょ?」的に調子にノってる感じがさらにムカついて、いつしか「言葉なんか死ねばいい」なんてことを言い出すに至ったわけですが、しかしながら残念ながら不本意ながら言葉というものの持つ力、影響力みたいなものは認め過ぎるくらい認めてきたし、ゆえにまたムカついて...というのが俺が言葉とか文章とかいったものに抱き続けてきた印象だったりするわけです。
あえて今こそ「本は読まない!」と深く心に誓っております。気付けば文章だけが、「知識なく作る」ということができる貴重な存在になっていたからです。
自分の中の意外な場所に未開の地を発見したことの喜びと、その地を自分のやり方で開墾して、言うに言えぬ、自分でも良いのか悪いのか判然としない得たいの知れないものを生み出すことの楽しさに身をやつしながら、立ち止まることなく無闇やたらに乱暴に、言葉をちぎっては投げ、ちぎっては投げ、していこうと思っております。
カート・コバーンは言いました。「ギターの弾き方なんて知らなくていいんだよ。自分で考えりゃいいんだ」
というわけで、今後ともご愛読のほど、よろしくお願いします!
コメントへの感謝状〜キムラトモコ様〜
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