処女作、超短編小説『堀井ヴァイブル』から半年。
「起」「承」「転」「結」の4部から成る物語『木元麦乃助の憂鬱』が、2日間だけこのブログ上に載せてすぐに削除した「前編」「中編」「後編」「ボーナストラック」から成る同タイトルのいわば「雛型」とも言える物語に大幅な改良を加えて遂に完成した。
仕事中、夜勤者に当てられた2時間の仮眠時間を利用して、物語がどういった方向に流れていくのか、どういった方向に流れて欲しいのか、何てことは一切考えず、こだわらず、携帯片手にただただ我を忘れて、無我夢中、勢いにまかせて書いた。
書き終えて読み返してみて我ながら驚いた。ここ最近の俺の生活、精神状況を象徴しているかのようなエピソードが物語の中に所狭しと並んでいたのだ。だから、もし今誰かに「最近どう?」って言われたら、俺は迷わず「木元麦乃助を読んでくれたらわかる」とだけ答える。
完成後、24時間をも経ていないにも関わらず、俺はもう現時点で少なくとも3回は読み返した。そして、恥ずかしい話、自分で書いたにも関わらず毎回同じポイントで笑ってしまっている。
愛読者の皆さんはとりあえず笑ってください。深読みなんて面倒臭いことはせずに、笑える箇所があったら大いに笑ってください。それが一番嬉しい。
ちなみにあと4本。あと4本で、このブログ、200本に到達します。
あとがき
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