200本に到達した。
曲を1曲書く労力と、ここに文章を10本寄せる労力がちょうど同じくらいだ。ということは、文章100本で10曲分の労力、レコードでいうところのアルバム一枚分の労力に相当することになる。俺の文章の字数が毎回結構多いことと、その字数をパソコンではなく、野外の書斎で、携帯で地道に地味に打ち込んでいることを踏まえれば、文章100本で12曲分くらいの労力は費やしてるんじゃないかと思う。
というわけで、「200本に到達した」というフレーズはなんだか味気ないし、そのまんま過ぎて夢がないので、俺のブログに関しては「12曲入りの2ndアルバムが完成した」と言い換えさせていただくことにします。こっちの表現の方が俺としては断然胸躍る。
1〜100本目(3/31〜7/21)が1stで、101〜200本目(7/22〜11/11)が2nd。
アルバムとして捉えるんだから、レコードとして捉えるんだから、それぞれにタイトルが必要になってくる。そこで俺はそれぞれのアルバムに一本ずつ収録されている短編小説のタイトルをそれぞれのアルバムのタイトルに当てることにした。どちらの物語も、俺の深層心理的なものを如実に現したものだったからだ。したがって、1stアルバムのタイトルが『堀井ヴァイブル』となって、2ndアルバムのタイトルが『木元麦乃助の憂鬱』となる。が、俺の個人的な希望で両タイトルとも冒頭部分を少し削って、1stを『ヴァイブル』、2ndを『麦乃助の憂鬱』とさせていただくことにする。
アルバムなんだから、レコードなんだから、繰り返し読んで、聴いて、繰り返し楽しんでもらえるものじゃなきゃダメだ。嫌だ。
このブログは一つ一つの文章が俺にとっては作品で、「今が全て」といったその辺のくだらないバンドマンの、古い順に無意味化するくだらないブログとは訳が違う!と、言い切れるくらい、言い切るべく、自分の言葉の全てをここにぶつけてきた。
夢見るのは愛読者の皆さんの間で「1stの方が良かったな。初期衝動があって」とか、「いやいや、『麦乃助』の方がずっと良い。俺に言わせれば俗に言う一憩節ってのは『麦乃助』の中盤あたりから後半にかけての事を言うんだぜ!」とかいう会話、論争が執り行われている光景です。
というわけで、今後ともご愛読、ご愛聴のほどよろしくお願いします。今や、皆さんの存在を思うことこそが、俺の日々の活力源です。
2ndアルバム完成記念碑〈2009.11.11. 介護の日〉
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