祈ったところで、やはり晴天は続かなかった。
ほんの一瞬、瞼を閉じた瞬間に天候は激変、曇天を経ずしていきなり雷雨となった。
ここ数年、こんなのがずっと続いている。晴天は3日と続かないが、この地獄のように窮屈な状況自体は絶えずずっと続いている。
こんなことでは遠い未来はもちろんのこと、目と鼻の先の未来にさえちっとも楽しみを見い出せない。だってどうせ結論は、行き着く先は雷雨なんだから。晴天は雷雨の為のイントロでしかないんだから。絶望的にくだらないサビの為のかなりくだらないAメロでしかないんだから。
が、やはり俺は、どういうわけだか今日明日を問わず、不本意の極みを絵に描いたような無闇に重い両足を引き摺りつつとりあえず今この時からまた性懲りなく頑張りださねばならないらしいんだが何やこれ?「頑張る」って何?「頑張る」って「とりあえず」でええのんか?誰か教えてくれ。
俺は一体全体何の為に何をどう頑張れば良いのか。頑張れば何とかなるのか?ってあはは、どう考えても何ともならねぇだろう。何をどうやっても何ともならねぇだろう。って言ってる間にまた雷雨。
絶望
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