大阪在住のうたうたい&絵描き&詩人 和田一憩(わだいっけい)のブログです。最新情報も随時配信していますので要チェック!!です。 携帯サイトはコチラ

時間と血液

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何時何分にこれをして、それから数分後の何時何分にあれをして...といった具合に、毎日毎日に時間割みたいなものがあって、そこに自分を当てはめて生きている場合、そのやっていることの難易度が少々高かったとしても、人はある程度時間が経てばどうしても馴れてしまう。

時間というものは「時間の流れ」という表現からも知れるように、液体のようなものであると仮定できる感じがある。そしてそもそも時間というものは人間の強烈な概念の賜物なので、人間の肉体的なものに置き換えられないはずはなくて、置き換えて考えてみた場合「血液」しかねぇだろうということになって、時間が血液みたいなものだとすればそこには決して冷たくはない「温度」と呼べるものが必ずやあるはずで、従って、人間が生きている、活きている状態の時間というのものは、時間に対して主体である人間の血液が「熱き血潮」という表現からも知れるように物理的に熱くなっているんだから、彼を取り巻く時間自体もそこそこ熱くなっていると考えられる。

要するに、ちゃんと生きている、活きている人間を取り巻く時間の流れは速く、ゆえに熱いのではないかということだ。

で、で、で、話を戻して、人が時間割的な日常に自分を合わせて、その日常に馴れてしまった場合、血液と時間の流れは緩やかになり、そのことによって温度も低下、ぬるくなってしまう。ぬるくなった時間の流れの中、人の心にカビ的に急速に増殖する人情が「怠惰」で、早い話が「ま、いっか」だ。この「ま、いっか」は一度増殖し出すと、もはや手の付けようがない。環境をガラッと変えるか、リズムをズガッと変えるかしない限り、無限に増殖し続ける。そして駄目になる。

環境がガラッと変わった。リズムがズガッと変わった。俺の場合、胸を張って「変えたった!」とは口が裂けても言えない。気付けば運よく変わっていた。俺は本当に駄目になる一歩手前だった。助かった。

書斎。単純に季節が変わっていた。

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プロフィール

いっけい

ビートルズ好きの両親の元、ビートルズを子守唄に育ち物心が付く前から音楽に慣れ親しむ。
学生時代からいくつかのバンドを結成し関西を中心にライブに明け暮れる。
現在はソロでの音楽活動に加えイラストも手掛けるマルチアーティストとして活動の幅を広げている。

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