高二の時に初めて聴いた。ニルヴァーナみたく「衝撃」と言える感じではなかったが、曲も声も音もルックスも最高だと思った。にも関わらずなぜかハマりはしなかった。なぜか聴いていると気が重くなった。でも不思議と「将来、ハマる時が絶対にくる」なんてことを確信めいて思っていた。
その後、現在に至るまで、幾度となくその音楽に触れてきた。でもその都度「無性に聴きたくなった」とかじゃ全然なくて、「なんとなく触れたくて」だった。聴く度に心から「最高っ!」と思えるのに、やはりなぜか気が重くなって、要するにテンションが上がらなくて、ハマることはなかった。でも、本当に不思議な話、いつかハマる時がくるということだけは相変わらずわかっていて、その時が来るのを心待ちにしている自分がいて、一度ハマったら脱け出せないであろうこともわかっていた。
で、来た。本当にその時が来た。来てしまった。
本当にハマってしまっている。もう脱け出せないだろうし脱け出す気もない。最高だ。曲も声も音もルックスも最高だあ!―という感想は今まで通り。高二の頃からちっとも変わってない。ただ、確実に今までと違うのは、聴いていて気が重くなる感じがまるでないということ。それどころか今はその曲や声や音に触れるやいなや血湧きまくりの胸踊りたおし、人目を憚らず「ありがとう!!」なんて叫びたくなったりもするくらい大好きになってしまった、予定通り。
俺の音楽的探求心を司る五虎大将軍。本日付けで『六虎大将軍』へ。
ポール・ウェラー参上!
私的『蜀』、さらに安泰
トラックバック(0)
トラックバックURL: https://ikkei.me/mt/mt-tb.cgi/296
コメントする