大阪在住のうたうたい&絵描き&詩人 和田一憩(わだいっけい)のブログです。最新情報も随時配信していますので要チェック!!です。 携帯サイトはコチラ

保険

| コメント(0) | トラックバック(0)

いつもいつも「やってみなけりゃわからない」では困る。

想像力も計画性もなくただ猪突猛進突っ走って絵になるというのは、例外はあれど基本的に映画や小説の中の登場人物に限って言える話であって、現実的にはこのやり方生き方はかなり難しく、周りからの理解を取り付けることも非常に困難で、気付けば孤立、四面楚歌、みたいなことになってしまう。

しかしながら、皮肉な話、人間が何か特別大きなものを手にする時というのは決まって彼が積極的に動けた場合においてである。言葉的には「背水の陣」でも、「自暴自棄」でも、俺の座右の銘であるところの「玉砕」でも何でもいい。とにかく前向きに、恐怖心をかなぐり捨てて、爆走した時にこそ人は人の分際で奇跡を起こす。例えば、ボクシングの試合でセコンドが「もっと消極的に行け!」と叫んでいるのを見たこと聞いたことのある人はいないだろうし、野球なんかでも、調子の良い選手、良い成績を残している選手に限って初球からじゃんじゃん打ちにいく。

んなことはわかっている。わかっちゃいるが難しい。ってなことを言ってる内に自分がどんどん小物になっていくのを感じる。

そこで、打開策として「後悔」という言葉を考えてみる。積極的に動いて失敗した場合の後悔と、消極的に動いて失敗した場合の後悔。いずれも後悔は後悔だが、どちらがより「痛い」のか。そう、後者。消極的に動いて失敗した場合の後悔の方が断然痛い。したがって、得るものの大きさ、失うものの小ささ、いずれにおいて考慮した場合にも「積極的に動いて吉」とズバリ言い切れてしまう、実は実に単純明確な話なのである。

そもそも、人生なるもの自体、実は実に単純明確な事柄の積み重ねから成る実に単純明確なものなのかもしれない。俺やあなたが勝手に難しくしているだけなのかもしれない。何故わざわざ難しくするのか。お互い、あとで言い訳できるようにしているだけの話なのかもしれない。

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://ikkei.me/mt/mt-tb.cgi/297

コメントする

プロフィール

いっけい

ビートルズ好きの両親の元、ビートルズを子守唄に育ち物心が付く前から音楽に慣れ親しむ。
学生時代からいくつかのバンドを結成し関西を中心にライブに明け暮れる。
現在はソロでの音楽活動に加えイラストも手掛けるマルチアーティストとして活動の幅を広げている。

いっけいの楽曲が聴ける!! MySpaceはこちら

2010年9月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30