3日程前、アルファベッツが再結成する夢を見た。
3人が口を揃えて「ここらで一発、本物のロックのなんたるかを皆に見せつけてやろうぜ!」などと息巻いていた。
朝、目が覚めて、自分が書いてきた曲について少し考えてみようと思った。
アルファベッツ時代、俺は「バンドマン・ロック」「孤高」「無題」「ザ・ラヴリミナル」と、今でも気に入っている出来の良い曲を連発して書いた。今思えばやはり何かしら魔法がかっていたように思うし、何より、自分の中に「この二人(メンバー)をビビらせてやる!」という強烈な意気込みがあった。これに比してリプライズ時代は、とにかく鍵盤の音を活かすことを念頭に置いて曲を書いた。アルファベッツ時代と比べると多作ではなかったが、初期に「青空」を、後期に「モナリザ」を書いた。前者はたぶん、ストーンズと言えば「サティスファクション」、ザ・フーと言えば「マイ・ジェネレーション」、一憩と言えば...みたいに思ってくれてる人もあるだろう曲だし、後者は俺自身が、今まで書いた曲の中で一番気に入ってる曲だ。
どの曲も、自分で言うのも何だが本当に良く出来ていると思う。
誰が何と言おうが俺は、その辺の奴らには逆立ちをしても書けないような曲を書いてきた。
だからいつも心に「若干」と呼ぶには若干大き過ぎる余裕があって、この余裕こそが今現在の俺の最大の難点にして問題だと思っている。
俺の財
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