人の目が気になってしょうがない。目の向こうで何を考えているのかが気になってしょうがない。
以前にも同じような不安に陥ったことがあった。「気のせい」で片付けようともしたが、結果、気のせいではなくて、俺はその場を去らねばならなくなった。
と、いうわけで眠れない。眠ってしまえば一瞬にして明日を迎えてしまう。明日を少しでも遠ざけようと思えば、酒を片手に目をこすりこすり起きているより他に手がない。
年々、歳を重ねるほどに、子供時代から遠ざかっていくほどに、「寂しい」などと洩らすことが許されないことになっていく。
でも寂しいもんは寂しい。ただ言葉にしないだけ。言葉にしない分、そんなこんなの全てが表情に、目に出る。でも、本当に気付いて欲しいことに限って気付いてはもらえない。中には気付いているにも関わらず、気付かないフリをする人もいる。
たかが33年の人生で、自分の中から一掃できるもんじゃねえだろう寂しさって。もしできるってんなら、それはそれで悲し過ぎるだろう人生って。
eyes
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