「あなた、一体どこまで憑いてくるつもりなんですか?どこまでも憑いてくるおつもりですか?」
「はい。何しろ私、影ですから」
「あくまで自分の意思じゃないと。こうおっしゃりたいわけですか?」
「はい。何しろ私、影ですから」
「そういえばあなた、たまにいませんよね?僕の側にいませんよね?あれも自分の意思ではないと?」
「はい。何しろ私、影ですから」
「あなた、それしか言えないんですか?」
「はい。何しろ私、影ですから」
「帰ってください」
「お言葉ですが私が帰ったら、あなた、死にますよ」
「ちゃんと喋れるんじゃないですか」
影おちょくり
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