翌日、大阪に帰る前に家人に連絡を入れた。「昨日はごめん」と話を切り出したが、俺が前述の旧友に会ったということもあって、向こうはもう怒り狂っていて、「あなたは今まで頑張ったことがない」と言ったあとに「お願いやから死んで」という言葉が飛んできたので、俺は頭の線がそれこそ本当に、物理的に「キレた」ようになって、強引に電話を切った。
結果、元々わかっていた本当の問題に直面することになり、堕ちる所まで堕ちて、大阪に帰れなくなった。以降、今日に至るまでずっと伊丹にいる。
今は、大阪にいる時に通っていた心療科の病院(以前の脳神経科には疑問があったので、病院を変えた)に通ってカウンセリングを受けながら、ああでもないこうでもないと日々、いろんなことを考えている。新たに診断書を出してもらい、仕事も辞めることにして、自分で自分のことを考えに考えている。
そんな中で、自分の中で触れられるんじゃないか?というくらい明確に見えてきたものが、最近、ちらほらこのブログ上でも出てくる「自分の中に子供がいる」というイメージだった。
実録『インナーチャイルド』〈3〉
トラックバック(0)
トラックバックURL: https://ikkei.me/mt/mt-tb.cgi/696
コメントする