大阪在住のうたうたい&絵描き&詩人 和田一憩(わだいっけい)のブログです。最新情報も随時配信していますので要チェック!!です。 携帯サイトはコチラ

結界の中心で愛をさけぶ

皆さんは『曼陀羅』という種類の絵をご存知だろうか。そう、あの宗教的な意味合いの塊の細か〜い絵。あれは長時間、蝋燭の灯りに照らされて、筆や、時には砂を駆使してまさに無我夢中となって描くこと自体に修行的な意味があるのだが、その次の段階。じゃ、描いたものをどう扱うのか?ということにも大きな意味があるということを先日知った。

というのもあの絵、『曼陀羅』は本来、俗世間と離れた神聖な異空間、いわば「聖域」を生み出すためのもので、部屋の壁に隙間なく所狭しと並べて貼って、異空間、聖域を生み出して、その中で祈りを行うためのものらしいのだが、この発想に俺はものすごく感銘を受けた。というのも、最近、ここ伊丹最北端の俺の部屋を訪れた方ならご存知の通り、俺の部屋がまさに今、自分の描いた絵でもってそんな感じに仕上がっているからである。

部屋の壁や棚に所狭しと自作の絵が並んでいて、まさに異空間と化している。何しろ赤絨毯の狭い部屋に、大小合わせて22枚の絵が貼ってあって、さらにそこへビートルズやジョニーロットンのポスターや、矢口真里の写真集が並べてあるんだから、結構壮観...っていうか異様である。

住人が異様だから部屋が異様なのか、部屋が異様だから住人が異様なのかは、「鶏が先か卵が先か」みたいな話なので、これ以上深入りはしないが、近所に住む昔からの友人たちがこの部屋を気に入ってくれていること、中には「伊丹最北端の聖域」なんて呼んでくれてる奴がいるということを本当に嬉しく思っている。

ま、本音を言うと、今の俺にとってこの部屋は聖域というよりは「結界」で、もっと言うとこの愛すべき伊丹最北端地域全体が結界みたいなもんなんだけれども。

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プロフィール

いっけい

ビートルズ好きの両親の元、ビートルズを子守唄に育ち物心が付く前から音楽に慣れ親しむ。
学生時代からいくつかのバンドを結成し関西を中心にライブに明け暮れる。
現在はソロでの音楽活動に加えイラストも手掛けるマルチアーティストとして活動の幅を広げている。

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