「戦い」であるからにはそれなりに過酷だ。
でも、俺は別に相手を罠にはめたいとか、絶望のどん底に落としてやりたいとか思ってるんじゃないし、そういったことが「勝ち」だなんてこれっぽっちも思っていない。
俺にとっての「勝ち」は、認めるところは認めるが、認められないところは絶対に認められないということを認めさせるということ。ただこの一点だ。
確かに何かと不甲斐なかったことは認める。苦労を、迷惑を、かけてきたことは認める。でも、こうなるに至った全ての原因が俺にあると言われればそれは絶対に認めない。そして、俺に対して「憎しみ」の感情しか抱けないというのなら、その感情とその感情を弾き出す精神構造と、それを支持する人間を俺は絶対に認めない。
今まで、「認めろ」と言われて認めたことは多々あるが、「認めろ」と言って認められた記憶は皆無に等しい。だから最後くらい、最後だから、実はずっと胸中に眠らせていた自尊心みたいなものを目覚めさせて、貫き通したってバチは当たらないだろう。
俺のせい。でも、いつもいつも俺のせいではなかった。一緒に壊したんだ。
意義一点
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