男女を問わず、人は皆、『鍵』を持っているとして。
目の前に鍵穴の付いた扉があって、自分は鍵を持っている。
扉の向こう側の世界が謎に包まれている場合は鍵穴に鍵を捩じ込んで開けたいと思うが、向こう側の世界がどんな感じなのかを知っていたり、おおよそ予想がついてたりする場合には大して開けたいとは思わないのが人情。
恋にはセックスというものが切っても切れない関係にあるし、それは素晴らしいことだし、そもそも切る必要なんてないんだけど、セックスというものには『謎』が切っても切れない関係にある。ってことは恋を継続させるにはこの謎が鍵になってくる。
お互いがお互いにとって謎であり続けることができたら最高だと思う。
「私(俺)の全てをわかってもらいたい!」と言った時点から、恋の花は枯れていくんだろうと思う。
ミステリアス・ドア
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